|
日本人男性の胃がんによる死亡数は、1995年頃を境に肺がん死亡数に追いつかれ、追い越されています。日本人女性では胃がんの死亡数は現在でもなお第一位を続けています。一方、罹患数でみてみると、胃がんはなおトップを占めており、現在も将来も最も重要な消化器疾患です。
胃がんの治療の原則は、早期の診断と早期の治療と考えられます。早期の診断には、症状のない時期に検診により胃がんを発見することが大切です。日本ではレントゲンによる胃集団検診に年間約400万人の方が受診されており、ドック健康診断400万人とあわせても12〜13%の方しか受診されていないことが問題です。胃がん検診受診者は非受診者と比べて胃がん死亡率を40〜60%減少させることがわかっており、今後も検診の一層の増加が望まれます。
|