倉敷中央病院 総合周産期母子医療センター地域がん診療連携拠点病院災害拠点病院
Last Update 2010.9.7
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  「緩和ケアチーム」について

『がんサバイバーシップ』といってがん患者が命ある限り自分らしく生きるという新しい理念を、米国のがん患者が組織するがんサバイバー連合が出しました。治癒の難しいがんになったからといってすぐに命が尽きるわけではありませんが、病状によってさまざまな症状(痛み・食欲不振・不眠など)がでてくることもあります。緩和ケアとは自分の生活に合わせた治療や症状をコントロールしていくことです。自分がどう生きていきたいかを考える機会でもあり、自分らしく生きる力を引き出すように援助をすることが緩和ケアチームの役割です。

1999年、緩和ケアを学びたいと思った有志で月1回の勉強会をスタートしました。この会を基盤に、2001年、当院での緩和医療をどのように実践していくかを検討し、そして各病棟での緩和医療に困難を生じている患者さんと医療者を支援するために、現在の「緩和ケアチーム」が任命されました。

「緩和ケアチーム」は、医師・看護師・訪問看護師・医療相談・リハビリテーション・歯科衛生士・薬剤師などで構成され、定例会議として毎月第3木曜日18時から症例検討会を行っています。検討会は意欲のある方ならだれでも自由参加とし、患者さまもご一緒に参加して貴重なご意見をいただけたらと考えています。

症例検討会での主な内容は、担当者が事例を提供し、症状コントロールの方法や精神的な支援についてそれぞれの専門分野から意見を出し合い、よりよいケアのあり方を考えていきます。またいま困っている問題を共有し、解決の手がかりに向けての討議や、新しい知識を学んだりする場となっています。チーム誕生から2年が経過し意見交換もずいぶん活発になってきています。

また、疼痛認定看護師が、病棟において除痛困難な患者さまを往診し、医師・看護師と相談して最善のケアを追求しております。

「緩和ケアチーム」の活動の一環として、季刊誌の発行や症状コントロールのパンフレットの作成と、活動の幅も広がりをみせています。

「一人で悩まずにみんなで話し合ってより良い方法を考えていく」を念頭に置いたチームです。

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