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| 消化器内視鏡センターのご紹介 |
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概要
対象疾患
食道から胃、小腸、大腸まで全ての消化管と、胆、膵の疾患を対象とし、それら疾患の内視鏡診断と治療を行っています。
診療圏
岡山県西部と広島県福山地区
特徴
当センターでは、平成18年3月に増改築が完了し、スペースは従来の約2倍に広がり、検査室は全て個室化されました。また内視鏡件数も、年々増加の一途をたどっており、「迅速、丁寧、正確」に、患者さん中心の安全で満足度の高い検査・治療を行うように心掛けています。
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 センター主任部長 松枝 和宏 |
設備
内視鏡検査室 10室(上部消化管 7室:うち2室はドックに使用、下部消化管 2室、特殊検査(透視室) 2室:うち1室は下部消化管に使用) 処置回復ベッド 5台 前処置兼処置回復用リクライニングシート 9台 内視鏡専用のX線テレビ 2台 床面積 968.4m2
診療内容
- 平成21年の内視鏡検査数
| 上部消化管 | 11,646件 |
| 下部消化管 | 5,316件 |
| ERCP | 741件 |
| (内視鏡的逆行性膵胆管造影) |
| 食道胃静脈瘤治療 | 89件 |
| 超音波内視鏡 | 56件 |
| 内視鏡下拡張術 | 112件 |
| 食道ステント挿入 | 24件 |
| 小腸内視鏡(ダブルバルーン法) | 20件 |
| 胃ろう造設術 | 71件 |
| 合計 | 18,075件 |
- 上部消化管内視鏡治療の主な内容
- 内視鏡的止血術
消化管出血に対する緊急内視鏡検査が24時間可能であり胃潰瘍出血、十二指腸潰瘍出血に対してHSE局注、マイクロ波凝固法、クリップ法、ヒ−トプロ−ブ止血法、アルゴンプラズマ凝固止血法を組み合わせて良好な止血効果を得ています。内視鏡的止血術の応用により緊急手術は激減しています。
HSE局注止血(胃潰瘍止血率は92%)、マイクロ波凝固法止血(胃潰瘍止血率は 96%)。
- 早期胃癌、早期食道癌の粘膜切開剥離術
低侵襲治療の拡大により外科手術に変わって内視鏡的治療が増えています。早期胃癌については、潰瘍を伴わない粘膜に限局する高分化型腺癌を適応としています。早期食道癌については粘膜層の表面(m1- m2)に限局する表在癌を適応としています。
平成21年治療数
| 胃癌粘膜切開剥離術 | 94例 |
| 食道癌粘膜切開剥離術 | 21例 |
- 内視鏡下胃瘻造設 平成21年治療数71件
嚥下困難の患者さんに対する経鼻チュ−ブ栄養に替わるものとして内視鏡下胃瘻造設を行っています。胃瘻造設に要する時間は30分程度であり、患者さんのQOLを考えると非常に有意義な手技といえます。
- 食道ステント挿入 平成21年治療数 24件
食道癌性狭窄の患者さんでは食物の通過障害がみられますが、長期的に症状を軽減し患者さんのQOLを上昇させるものとして食道ステント挿入があります。手技は比較的簡単であり術後の違和感もさほどではないため、症例は増加しています。
- 内視鏡下バル−ン拡張術 平成21年治療数 112件
手術後の瘢痕狭窄、食道静脈瘤硬化療法後の食道狭窄、種々の癌性狭窄、アカラジアに対する狭窄解除の方法として汎用されています。
- 下部消化管内視鏡治療の主な内容
下部消化管での治療内視鏡は、大腸ポリープ、大腸癌の内視鏡的粘膜切除とポリープ切除術と、急性出血性直腸潰瘍、大腸憇室出血に対する止血術、内視鏡的イレウスチューブ挿入があります。大腸癌の内視鏡的治療には局注を併用して病巣を膨隆させ安全、確実な切除を目指しています。粘膜層の癌を適応としていますが最近では適応を拡大する傾向があります。大腸腺腫のポリープ切除については、7-8mm以上のポリ−プを適応としています。
(平成21年治療数)
- ERCPの内容
治療目的のERCPが増加しています。膵臓癌、胆道癌などによる悪性胆道閉塞、また胆石などによる良性胆道閉塞に対し、内視鏡的減黄術として内視鏡的経鼻胆道ドレナ−ジ(ENBD)、内視鏡的胆道ドレナ−ジ(ERBD)が多数行われています。閉塞性化膿性胆管炎に対しては緊急のドレナ−ジが必要となりますが、緊急内視鏡検査が24時間可能であるので速やかに対応できています。また手術不能の悪性胆道閉塞症例では、自宅療養を目指して長期間の減黄効果が得られる金属ステント挿入が行われています。
総胆管結石の内視鏡的治療は腹腔鏡下胆摘術の増加とともに増えています。内視鏡的乳頭切開(EST)を行った上で、砕石術とバルーンを組み合わせて採石術を行っています。
(平成21年治療数)
| 内視鏡的経鼻胆道ドレナ−ジ(ENBD) | 131件 |
| 内視鏡的胆道ドレナ−ジ(ERBD) | 260件 |
| 内視鏡的砕石術(EML) | 89件 |
| 内視鏡的乳頭切開(EST) | 276件 |
| 内視鏡的金属ステント挿入 | 51件 |
- 食道胃静脈瘤治療
食道静脈瘤治療法として硬化療法と静脈瘤結紮術の大きく二つの流れがあります。当センタ−においては5% EOI を用いた硬化療法を主に行ってきていますが、緊急出血例や肝不全、腎不全、出血傾向を伴った症例では静脈瘤結紮術を選択しています。
(平成21年治療数)
- 超音波内視鏡
食道癌、胃癌、大腸癌の深達度診断、粘膜下腫瘍の質的診断に汎用されています。
(平成21年治療数)
- 最新の診断と治療
- 小腸内視鏡(ダブルバルーン法)
小腸病変の診断・治療を目的に積極的に行っています。
平成21年検査数 20件
- 小腸カプセル内視鏡
平成22年9月より導入し、苦痛な区小腸病変の診断ができるようになりました。小腸内視鏡と組み合わせることにより、小腸病変の診断・治療の更なる向上を目指しています。
- 拡大内視鏡鏡、NBI
消化管粘膜の拡大観察、NBI観察により腫瘍性病変の良悪性の診断と病変範囲、深達度診断を行っています。
- 超音波内視下穿刺吸収生検(FUS-FNAB)
従来病理学的診断が困難であった消化管外病変(主には切除不能体底部膵臓癌)に対して超音波内視下穿刺吸収生検(FUS-FNAB)を平成21年8月より導入し、病理学的確定診断を持って抗癌剤の治療を行うようにしています。
平成21年検査数 6例
その他
- 施設認定
- 日本消化器内視鏡学会専門医制度指導施設
- 日本消化器病学会専門医制度認定施設
- カンファレンスのご案内
- 消化器内視鏡カンファレンス
(毎週火曜日 19:00〜 消化器内視鏡センタ−隣の総合保健管理センターサテライトにて)
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