倉敷中央病院−女性泌尿器外来
 疾患と治療 感染性膀胱炎

膀胱炎は殆どの場合、細菌の感染によって起こります。
女性に多く見られ、女性の5人に1人は一生に1度はかかると言われています。

感染性膀胱炎尿検査残尿感
排尿後も尿が残ったような感じがします。

頻尿 尿意切迫感
通常の排尿回数は1日5〜6回ですが、膀胱炎になると、1回の尿量は少なく、残尿感があるため、昼夜を問わず頻繁にトイレに行くようになります。これは、膀胱の粘膜がむくんだり、膀胱の知覚神経が過敏になるためです。

排尿痛・不快感
特に排尿の終了時に強い痛みを感じます。

混濁尿、血尿
尿中に白血球などが出てくるため、尿が白っぽく濁ります。血尿が出たり、排尿後出血が見られたりします。膀胱炎が軽いうちは尿の濁りも血尿も分からないほどですが、症状が進むと肉眼でも分かるようになります。(肉眼で血尿が分かるのは患者さんの約30%に見られます)

膀胱炎治療

抗菌薬(抗生物質)を3〜7日間服用します。

予防


水分を多くとる。排尿を我慢しない。
膀胱内に尿が溜まったままだと細菌が繁殖しやすくなります。また、膀胱の血液の流れも悪くなって細菌の感染を防ぐ機能が低下します。
外陰部を清潔に保つ。体を疲れさせない。特に下半身を冷やさない。 疲労したり、冷えで血行が悪くなると、細菌に対する抵抗力が低下します。

注意点1

膀胱炎の診断には検尿が必要です。
尿の濁りで判断します(白血球の有無)。
尿の濁りがなくて同様の症状がある場合は他の疾患を考える必要があります。

注意点2

膀胱炎で38℃以上の高熱が出ることはあまりありません。
膀胱炎の症状に加えて、高熱が出た時は、腎盂腎炎 などの他の病気が疑われます。