倉敷中央病院−女性泌尿器外来
 症状について

頻尿


1日にトイレに何度も行きます。
水分をたくさん飲んで頻回にトイレに行くことではありません。
頻尿となる病態には大きく分けて2つあります。

膀胱容量の減少

膀胱の弾力性が悪くなり、少しの尿量で尿意を感じてしまいます。
疑われる疾患 → 感染性膀胱炎 間質性膀胱炎 など

残尿量の増加

膀胱内の尿が全部出ない状態です。トイレから帰ってくる時も尿が残った状態ですので、またすぐにトイレに行きたくなります。
疑われる疾患 → 神経因性膀胱 性器脱 など

残尿感

排尿してもスッキリした感じが得られないことです。
本当に残尿がある場合が多いですが、実際に残尿がなくても残尿感を感じてしまう場合があります。
頻尿があるために常に尿意があり、それを残尿感と感じてしまう場合もあるからです。

排尿時痛

排尿するときに感じる痛みです。膀胱に炎症があることを疑わせます。膀胱は蓄尿・排尿で伸び縮みしますので、膀胱に炎症がある状態では痛み症状が出現します。
疑われる疾患 → 感染性膀胱炎 間質性膀胱炎 など

下腹部痛

排尿に関連なく下腹部に鈍痛や不快感があります。
疑われる疾患→ 感染性膀胱炎 間質性膀胱炎 など

尿もれ

尿もれは50歳以上の女性のうち、実に6人に1人が何らかの形で経験していると言われています。しかし、実際に病院にかかって治療を受けておられるのはさらにその20人に1人以下です。
尿失禁は歳のせいではなく、治療できる「病気」であるという認識が大切です。
尿もれは大きく3つのタイプに分けられます。

<腹圧性尿失禁>
咳やくしゃみをしたときや階段の昇降など下腹に力が入ったときに尿が漏れます。

<切迫性尿失禁>
急に強い尿意を覚え、トイレにたどり着く前に尿が漏れてしまいます。

<混合性尿失禁>
腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁を併せ持つタイプです。