医療従事者の方へ
採用情報 診療科・各部門の紹介 当院の取り組み
homeトップページ > 医療従事者の方へ > 内視鏡センターのご紹介

内視鏡センターのご紹介

01概要

対象疾患


センター長 松枝 和宏

食道から胃、小腸、大腸まで全ての消化管と、胆、膵の疾患を対象とし、それら疾患の内視鏡診断と治療を行っています。


診療圏

岡山県西部

特徴

当センターでは、全て個室化された検査室を13室有しています。検査室の内訳は、5室は上部内視鏡検査室、3室は下部内視鏡検査室、5室は人間ドックや検診での上部内視鏡検査室となっています。うち3室は透視室(1室は気管鏡検査と併用)で近年のERCPや治療内視鏡検査の増加に対応しています。内視鏡の検査件数、特に治療内視鏡の件数が、年々増加の一途をたどっており、患者さん中心の安全で満足度の高い検査・治療を行うように心掛けています。


02診療案内

平成28年の内視鏡検査数

上部消化管
15,313件
下部消化管
5,816件
ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)
830件
食道胃静脈瘤治療
120件
超音波内視鏡
253件
内視鏡下拡張術
78件
食道・胃十二指腸ステント挿入
40件
小腸内視鏡(ダブルバルーン法)
82件
カプセル内視鏡
56件
胃ろう造設術
30件
合計
22,626件

上部消化管内視鏡治療の主な内容

  1. 内視鏡的止血術
  2. 消化管出血に対する緊急内視鏡検査が24時間可能であり胃潰瘍出血、十二指腸潰瘍出血に対してHSE局注、クリップ法、アルゴンプラズマ凝固止血などを組み合わせて良好な止血効果を得ています。

  3. 早期胃癌、早期食道癌の粘膜切開剥離術(ESD)
  4. 低侵襲治療の拡大により外科手術に変わって内視鏡的治療が増えています。いずれも、ガイドラインに沿って適応を決定しています。

    平成28年治療数
    胃癌粘膜切開剥離術
    167例
    食道癌粘膜切開剥離術
    35例
  5. 内視鏡下胃瘻造設
  6. 嚥下困難の患者さんに対する経鼻チューブ栄養に替わるものとして内視鏡下胃瘻造設を行っています。胃瘻造設に要する時間は30分程度であり、十分に検討した上で適応を決定しています。

  7. 食道・胃十二指腸ステント挿入
  8. 食道・胃十二指腸癌性狭窄の患者さんでは食物の通過障害がみられますが、長期的に症状を軽減し患者さんのQOLを上昇させるものとしてステント挿入があります。手技は比較的簡単であり術後の違和感もさほどではないため、症例は増加しています。

  9. 内視鏡下バルーン拡張術
  10. 手術後の瘢痕狭窄、食道静脈瘤硬化療法後の食道狭窄、種々の癌性狭窄、アカラジアに対する狭窄解除の方法として汎用されています。

下部消化管内視鏡治療の主な内容

下部消化管での治療内視鏡は、大腸ポリープ、大腸癌の内視鏡的粘膜切除(ESD含む)ポリープ切除術と、出血性病変に対する止血術、内視鏡的イレウスチューブ挿入(最近ではステント留置も増加しています)、腸捻転整復術などがあります。大腸癌の内視鏡的治療には局注を併用して病巣を膨隆させ安全、確実な切除を目指しています。粘膜層の癌を適応としていますが最近では適応を拡大する傾向があります。

(平成28年治療数)
大腸粘膜切除とポリープ切除術    
1,130件
大腸ESD
75件

ERCPの内容

治療目的のERCPが増加しています。膵臓癌、胆道癌などによる悪性胆道閉塞、また胆石などによる良性胆道閉塞に対し、内視鏡的減黄術として内視鏡的経鼻胆道ドレナージ(ENBD)、 内視鏡的胆道ドレナージ(ERBD)が多数行われています。閉塞性化膿性胆管炎に対しては緊急のドレナージが必要となりますが、緊急内視鏡検査が24時間可能であるので速やかに対応できています。また手術不能の悪性胆道閉塞症例では、自宅療養を目指して長期間の減黄効果が得られるステント挿入が行われています。
総胆管結石の内視鏡的治療は腹腔鏡下胆摘術の増加とともに増えています。内視鏡的乳頭切開(EST)を行った上で、砕石術とバルーンを組み合わせて採石術を行っています。

(平成28年治療数)
内視鏡的経鼻胆道ドレナージ(ENBD)
59件
内視鏡的胆道ドレナージ(ERBD)
257件
内視鏡的砕石術(EML)
117件
内視鏡的乳頭切開(EST)
295件

食道胃静脈瘤治療

食道静脈瘤治療法として硬化療法と静脈瘤結紮術の大きく2つの流れがあります。当センターにおいては5% EOI を用いた硬化療法を主に行ってきていますが、緊急出血例や肝不全、腎不全、出血傾向を伴った症例では静脈瘤結紮術を選択しています。

(平成28年治療数)
 静脈瘤硬化療法、静脈瘤結紮術
120件

超音波内視鏡

食道癌、胃癌、大腸癌の深達度診断、粘膜下腫瘍の質的診断に用いています。

(平成28年治療数)
上部消化管
73件
下部消化管
11件

最新の診断と治療

  1. 外科、頭頚部外科との合同手術
  2. 胃粘膜下腫瘍や十二指腸腫瘍に対する外科との腹腔鏡内視鏡合同の手術(一部保険適応外)や、咽頭腫瘍に対する頭頚部外科との合同内視鏡的治療にも取り組んでいます。

  3. 小腸内視鏡(ダブルバルーン法)
  4. 小腸病変の診断・治療を目的に積極的に行っています。

  5. コールドポリペクトミー
  6. 大腸ポリープに対し小さいポリープであれば適応基準に従い、従来の通電凝固を行わずにポリープ切除を行っています。

  7. 超音波内視下穿刺吸収生検(EUS-FNA)
  8. 従来病理学的診断が困難であった消化管外病変(主には切除不能体底部膵臓癌)に対して超音波内視下穿刺吸収生検(EUS-FNA)を平成21年8月より導入し、病理学的確定診断を持って抗癌剤の治療を行うようにしています。

    平成28年検査数 100例


03その他

施設認定

  • 日本消化器内視鏡学会専門医制度指導施設
  • 日本消化器病学会専門医制度認定施設

カンファレンスのご案内

  • 消化器内視鏡カンファレンス

  • (毎週火曜日 18:00~ 1棟7階西カンファレンスルームにて)


ページの先頭へ