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整形外科のご紹介

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01概要


主任部長   塩出 速雄

脊椎疾患、四肢関節疾患など整形外科疾患全般および外傷を扱っています。薬物療法や装具療法などの保存療法も手術療法もいずれも行っていますが、入院はほとんど手術療法が対象となっています。

診療圏は、岡山県西部を中心に、県北、広島県東部、香川県に及んでいます。



02診療内容

平成27年の年間新患総数は4,404人、1日あたりの入院患者数は118人です。
年間手術総数は2,387件で、主な手術件数は以下の通りです。

脊椎外科頚椎
122
胸椎・腰椎
325
関節外科股関節人工関節
116
人工骨頭
45
膝関節人工関節
110
半月板手術
22
靱帯再建手術
15
外傷外科上肢骨接合術
383
下肢骨接合術
369

脊椎手術

脊椎(背骨)そのものから起こる首の痛み、背部痛、腰痛、および脊椎の中を走る神経(脊髄や馬尾など)が圧迫されて起こる手足の痛み、しびれ、麻痺などに対して手術を行います。

疾患名としては頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症性脊髄症、後縦靱帯骨化症、環軸関節亜脱臼、黄色靱帯骨化症、脊髄腫瘍、転移性脊椎腫瘍、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、側弯症など幅広く取り扱っています。

  1. 顕微鏡手術
  2. 頚椎椎弓形成術、腰椎開窓術などの手術でも細かい作業を顕微鏡視下で行い、安全性と手術精度を高めています。

  3. 経皮的椎弓根スクリュー
  4. 可能な症例には経皮的に椎弓根スクリューを刺入し、手術侵襲を減らし、腰背筋群の損傷を少なくするように努力しています。

  5. コンピューターナビゲーションシステム
  6. 術前画像から手術のシミュレーションを行い、計画通りに手術操作を行うシステムであるコンピューターナビゲーションシステムを用いた脊椎手術も行っており 、脊椎内固定設置や病変切除を高精度で安全のものにしています。

  7. 内視鏡手術
  8. 内視鏡下腰椎後方手術(MED)を腰椎椎間板ヘルニアの一部の症例に対して取り組んでいます。

  9. <術中電気生理学的検査
  10. 後縦靱帯骨化症、思春期側弯などの手術では、術中電気生理学的検査を使用し、脊髄誘発電位、神経活動電位などを測定、術中の神経損傷を回避するようにしています。

関節手術

  1. 人工股関節置換術
  2. 変形性股関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死などに対して人工股関節置換術を行っています。年齢や骨の状態によってセメント使用やセメントレスの適応を決めています。セメント使用の人工股関節置換術(臼蓋骨移植のない場合)では、術後3日目より歩行可能となり、3~4週間で退院となります。平成8年より手術手技を改良しており、この方法による術後脱臼は約1%となっています。

    人工股関節手術では、術前貯血による自己血輸血(通常400ml)を行い、同種血輸血(従来の輸血)はほとんど不要となっています。現在ほとんどの人工関節手術は低侵襲手術で行っています。

  3. 人工膝関節置換術
  4. 変形性膝関節症、関節リウマチなどに対して人工膝関節置換術を行っています。神経ブロックを併用することで術後の痛みの軽減につとめています。セメント使用の人工膝関節置換術では、術後3日目より歩行可能となり、3週間で退院となります。

  5. 膝半月板手術、靱帯再建手術
  6. 関節鏡視下に行い、早期リハビリを可能にしています。膝半月板手術では、術後2~3日で退院可能となっています。

骨折手術

大腿骨頚部、転子部骨折が約170例と高齢者の骨折が増加していますので早期手術、早期離床を心がけています。大腿骨頚部(内側)骨折では、骨折型、年齢、地域連携パス、受傷前の歩行能力等により、骨接合術、人工骨頭置換術の適応を決めています。

  1. 人工骨頭置換術
  2. 通常セメントを使用せず、術後3日目より歩行可能となり、1~2週間で連携病院へ転院となります。

  3. 大腿骨転子部骨折(頚部外側骨折)骨接合術
  4. 通常髄内釘(ガンマネイル型)を用いて小皮切で骨接合術を行っています。手術翌日より歩行開始となり、約1~2週間で連携病院へ転院となります。

手外科/マイクロサージャリー

手の外科は、手指あるいは上肢の変形や機能障害、および腕神経叢以遠の末梢神経障害/損傷を対象としています。

外傷(骨折、腱損傷、血管損傷、神経損傷、切断指肢)、慢性疾患(変形性関節症、手根管症候群、キーンベック病など)、手指関節痛/拘縮、手関節痛、肘関節痛、上肢先天奇形、野球肘などスポーツ障害あるいはリウマチ性上肢障害などを対象としています。

母指、指再建には遊離血管柄付足趾移植、wrap around flap、肋骨骨軟骨移植などを行っています。

TFCC損傷など関節鏡視下手術も取り入れて治療しています。

感染性偽関節や慢性骨髄炎の治療として、イリザロフ創外固定器やマイクロサージャリー技術を駆使した血管柄付組織移植(皮膚、筋肉、骨)を用いて治療しています。また、血管損傷を伴うような重症四肢開放骨折に対しても患肢を温存するべく、このマイクロサージャリーを用いた皮弁手術を用いて治療に当たっております。

リハビリテーション科との連携も良好です。手術とリハビリは手外科の両輪で、どちらがうまくいかなくても治療成績は満足いくものとなりません。毎週金曜日はハンドセラピー実施時に医師とハンドセラピストが話し合いながら治療にあたっています。

入院期間は、小さな手術は日帰り手術や一泊入院で手術しますが、長期のリハビリや数回にわたる手術を要する場合は長期入院を必要とします。


03その他

検査

造影検査、神経根ブロック等
月曜日 14:30
金曜日 14:30

施設認定

  • 日本整形外科学会専門医制度研修施設
  • 日本手外科学会認定研修施設

カンファレンスのご案内

水曜日 15:30
場所:3棟3階 整形外科医局
内容:主として術前術後の症例検討
問い合わせ先:整形外科医局


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