医療従事者の方へ
採用情報 診療科・各部門の紹介 当院の取り組み
homeトップページ > 医療従事者の方へ > 泌尿器科のご紹介

泌尿器科のご紹介

 医師の紹介へ   診察予定表へ

01概要


主任部長   寺井 章人

すべての泌尿器科疾患に対してプライマリケアから高度先進医療まで対応可能な診療体制を目指しています。患者さんの要望や価値観に応じた低侵襲、機能温存治療を基本方針としています。

当科スタッフは9名(シニアレジデント2名を含む)で、症例数とともに大学病院を除く西日本の泌尿器科では最大規模です。



02診療内容

前立腺癌

当科における根治的前立腺全摘除術の症例数は全国的にみても上位に入っています。2014年からロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術を開始し、現在80%以上はロボット支援前立腺全摘除術で施行しています。

ロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺全摘除術(RALP)

腹部手術歴があり腹腔内の癒着が強い症例は通常の開腹手術で行っていますが、皮膚切開は5~6cmと小さく、ミニマム創手術の大きさです。ロボット支援手術、開腹手術とも、術前日入院、術後5~6日目に尿道バルーンを抜去、6~7日目に退院するクリニカルパスを適用していますが、95%以上の症例はパス通りに退院しています。

限局性前立腺癌に対する根治的治療法としては放射線療法もあります。岡山県内には強度変調放射線療法(IMRT、当院)、高線量率組織内照射(川崎医科大学)、ヨード(I-125)密封小線源永久挿入(岡山大学)、粒子線治療(津山中央病院)の4通りの方法があり、患者さんの希望に応じて紹介していますが、当科ではIMRTを選択する患者さんの割合が多いようです。また、局所進行性前立腺癌に対しては、内分泌・IMRT(78Gy)併用療法によって根治あるいは長期間の局所制御を目指しており、良好な治療成績を上げています。


尿路上皮癌

進行性膀胱癌に対しては根治性最優先のため膀胱全摘除術を第一選択としており、抗癌剤・放射線併用による膀胱温存治療はあまり積極的には行っていません。膀胱癌、腎盂尿管癌の治療においては、術前、術後の局所制御や転移巣治療を目的とした多剤併用抗癌剤治療が重要な位置を占めています。当科では、集学的治療により根治の可能性がある症例には積極的に化学療法を行っています。また、緩和的治療、延命治療としての抗癌剤治療も適応を十分に考慮した上で積極的に行う方針で治療にあたっています。


腹腔鏡手術

副腎腫瘍、腎腫瘍(癌)、腎盂尿管腫瘍(癌)のほとんどは腹腔鏡手術で治療しています。開腹手術の適応は腫瘍が非常に大きく悪性度・浸潤度が高いケースのみになっています。腹腔鏡手術といっても、当科では腹腔を経由しない後腹膜アプローチの比率が高いです。腹腔鏡手術は術創が小さいため術後早期の痛みが少なく回復が早いというメリットがあります。


前立腺肥大症

2005年からホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)を導入し、ほとんどの手術症例はHoLEPを施行しています。経尿道的前立腺切除術(TURP)と比べて出血量が少なく、灌流液吸収による循環器系への影響が小さいため、高度の前診療内容立腺肥大症や内科的合併症のためTURP不適応とされた症例にも安全に施行できます。術後の排尿状態の改善も非常に良く、3泊4日入院のクリニカルパスを適用しています。


男性不妊症

精巣精子回収術は手術用顕微鏡を用いるmicrodissection法で行っています。本法は精巣組織へのダメージが少なく精子回収率が高いのが特長です。社会的生産年齢期にある患者さんのニーズに応えるため外来手術でも行っています。


女性泌尿器科

40歳~50歳以降の女性では、骨盤内臓器の支持組織(筋肉、靭帯等)の脆弱化が原因で生じる尿失禁や骨盤内臓器脱が高頻度に見られます。骨盤内臓器脱に対するメッシュ修復術(TVM手術)は2006年から多数の症例に実施してきましたが、本年度からは腹腔鏡下膣仙骨固定術(LSC)にも取り組みます。


実績

年間症例数
前立腺全摘除術96 例、腹腔鏡手術 54例、HoLEP 39例、TVM手術 12例


03その他

施設認定

  • 日本泌尿器科学会専門医基幹教育施設

カンファレンスのご案内

院内カンファレンス

毎週月、水、木の8:00~9:00、当科カンファレンスルームで抄読会、症例検討、病理組織レビューなど。

 

ページの先頭へ