倉敷中央病院循環器内科 主任部長ご挨拶

循環器内科主任部長
門田 一繁

世界標準の医療を倉敷で

我々は40年以上にわたり、倉敷地域、広くは岡山県西部(高梁川流域)に、世界標準の医療、すなわち「最良質の医療」を提供するために、様々な取り組みを行ってきました。目指す医療の形は、急性期医療を含め、標準化されたものでなければならないと考えていますし、また、高齢者でも受けることができる高度先進医療でもあります。実際にこのような良質の医療を効率的に提供するためには、密接な地域連携の仕組み、地域チーム医療が必要であり、我々は地域の様々な医療機関とともに構築してきました。提供した医療の成果を確認する方法論として、臨床研究があり、科学的に検証することも行ってきました。さらに、「最良質の医療」を継続できる組織とするためには人を育てていくことも必須です。

引き続き、以下の5つの取り組みで、我々が目指す地域の循環器診療を実現できればと考えています。

5つの取り組み

① 標準化された急性期医療
② 低侵襲な高度先進医療
③ 地域チーム医療
④ 豊富な症例を背景とした研修、教育体制
⑤ 自施設データに基づく臨床研究