救急医療センター研修中の1日の流れ
朝8時に救急医療センターに集合し、前日の症例を全例プレゼンテーションしていきます。自分の症例を思い返し、一緒にローテーションしている他のレジデントの経験症例を共有することができます。また、救急外来の対応について、次回同様の症例に遭遇した際によりよい対応ができるように、総合診療科主任部長の福岡先生からアドバイスがいただけます。他の先生も、勉強になる症例がある際など、時々のぞきに来てくれます。
9時になりますと、前日の当直帯の患者さんを引き継ぎ、救急外来での診療をスタートします。11時までは専門科外来の受付が開いているので、救急車対応が主な仕事になります。11時以降の内科症例は全て救急医療センターで対応することになります。歩いてきた患者さんの中でも、軽度の感冒症状で経過観察のみで大丈夫な患者さんから、消化管出血やクモ膜下出血など緊急的に対応が必要な患者さんまで、重症度は様々です。救急車が立て続けに来てあわただしくなることも多いです。そのため、救急外来での適切な判断・処置には大きな緊張感と責任が伴いますが、我々が困った際には福岡先生・七戸先生・井上先生をはじめ各科の専門科の医師が適切な指導や助言をしてくださるので、心強いです。
17時を過ぎると、当直帯の医師に患者さんを引き継ぎ1日の診療が終わります。 救急医療センターローテーション中には、経験した症例で印象深いものを、救急症例検討会として院内で発表する機会があります。改めて症例を見直し、文献検索しその内容をまとめて発表することで、症例からより掘り下げて学ぶことができます。
当院では、研修1年目に救急当直がないことなどから、当院での研修で救急が弱いなどと言われることがあると聞きました。しかし、1年目の救急研修では、最初は準夜帯でのつきっきりの研修から、レジデント個人の習得状況に合わせてひとり立ちができるように徐々にステップアップしてく方式が取られています。そのおかげで、安心して経験を積み重ね力量をつけていけたように思います。さらに同期の医師との情報交換などが刺激になります。お互いの経験を共有することで切磋琢磨しながらよりよい救急対応ができるように成長していけるように思います。2年目の2か月間の救急医療センター研修は救急患者などの初期対応から担当しますが、手厚い指導が受けられる非常に充実したものです。2年目の終わりの時点では遜色ないものになるのではないでしょうか。
当院の救急研修内容についてはこちらもご覧ください。
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