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 研修体験記(ジュニアレジデント)

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救急医療センター −ジュニアレジデント2年次 藤原 崇志

2010.7.15



研修医2年目の救急研修

2年目は救急をローテートする2か月間、外来および救急車対応を行います(1年目、2年目の当直については下記参照)。ここでは6-7月の研修体験と救急の素晴らしさを!!!


救急医療センター研修中の1日の流れ

1日の流れは右図のようになりますが、朝は8時からカンファレンスになります。日常の診察でも適宜指導医に相談していますが、前日に診た症例をみんなで確認し、フィードバックを行います。そして、8時50分ごろから当直医師から引き続き診る患者さんがいれば引継ぎます。9時から外来患者・救急車の対応が始まります。

救急車の受け入れ
救急車の受け入れ



救急ローテートの1日


倉敷中央病院の救急で何がいいか。
    1.相談しやすい!!!

    2年目になると基本的に一人で診察しますが、何より相談しやすい。救急医療センターの池上医師の「何かあるー?」という言葉は私たちを安心させてくれます。少し迷ってそうな時にはすぐにこの言葉がかかって、いつでも相談できます。

    2.答え合わせができる!!!

    地域の拠点病院という立場からも、倉敷中央病院へ一度救急搬送された場合、他院へ搬送というパターンは基本的にありません。そのため、最終診断がつく、カルテを追うことでその後の経過を知ることができる。これは他の拠点病院でも同じですね。

    3.豊富な症例!!!

    救急外来を受診する患者さんが年間約7万人。よく言う言葉は「万に一つが7回ある!」。言葉にするとあまり現実感はありませんでしたが、PubMed検索で症例報告が100例もない急性腹症などを受け持つと現実感があります(めっちゃ焦ります・・・)。自分自身が関わらなくとも、隣で診察している研修医が遭遇することもあり、救急外来の恐ろしさを「安全に」味わえます。

    ちなみに、救急も1か月、つまり半分終わりました。自身が経験したのは130例程度、30人強の方が入院しています。軽症から重症まで幅広く経験できます(他院から「危険な状態である」と判断され紹介搬送されてくる患者さんが多いため、重症が多いと思います)。

    2010年6月経験症例

    4.倉敷では体験できないこと

    ●いわゆる救命センターではないこと。
    とはいえ、重症患者さんが多いので、3次ではなく2.5次ぐらいという言い方をします。重症の多発外傷や重度熱傷などはほとんど見ません。

    ●24時間365日、救急のDr.がいる状態はまだ実現できてないこと。

    ●1年目の4月からいきなり救急外来ひとり立ちということはなく1年かけて育てられるので、他の病院の研修医と比較して救急ができないのじゃないかと不安になること。
    (参考:倉敷中央病院 救急外来の特殊性

    ●紹介患者が多く、どうしても検査域値が低くなりがちで、検査に走り身体診察が時におろそかになりかねないこと。指導医の身体診察はよくても、こればっかりは心がけて自分自身で身体所見を取るしかないです。

まとめ

こんなところでしょうか。記事だけじゃ現実感がない?
そんな方はぜひ倉敷中央病院に見学に来てください。見学シーズン(春季・夏季)以外でも見学は受けつけているので、こちらまで連絡ください。お待ちしています!!!



※ちなみに・・・研修医1年目の救急研修

倉敷中央病院は救急外来が小児・外科系・内科系に分かれていて、それぞれの救急研修を行いますが、1年目はだいたい月3-5回程度の当直になります。

内科救急に関しては、初期研修1年目の6月から始まります。6月〜9月ごろまではwalk in の患者さんを中心に、準夜帯(17時〜24時まで)に5年目以上の医師のもと診察を行います。まずは外来の型を作るため、診察の仕方から鑑別疾患の挙げ方・検査などに指導がはいります。


   ▲シニアレジデントも交え意見交換

10月ごろからは徐々に一人で診察するようになり、帰宅・入院の最終判断は4年目以上の医師に相談してになりますが、ほぼ一人で診察するようになります。このころから救急車対応も徐々にするようになります。
さらに、救急・麻酔研修中に週1回くらい救急外来の日勤の一員として診察にあたります。このときは、指導医と2年目の先輩と一緒に対応します。
このようにステップアップしていって、救急外来をある程度一人で診られるようになるわけです。2年目は救急をローテートする際に日勤外来・救急車対応し、また、救急・内科・地域などの科をローテートする月に、月2-4回程度の内科当直(外来)に入ります。
なお、今年のジュニア(2010年度採用)から1年目の秋から内科当直が導入されます。

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