1.相談しやすい!!!
2年目になると基本的に一人で診察しますが、何より相談しやすい。救急医療センターの池上医師の「何かあるー?」という言葉は私たちを安心させてくれます。少し迷ってそうな時にはすぐにこの言葉がかかって、いつでも相談できます。
2.答え合わせができる!!!
地域の拠点病院という立場からも、倉敷中央病院へ一度救急搬送された場合、他院へ搬送というパターンは基本的にありません。そのため、最終診断がつく、カルテを追うことでその後の経過を知ることができる。これは他の拠点病院でも同じですね。
3.豊富な症例!!!
救急外来を受診する患者さんが年間約7万人。よく言う言葉は「万に一つが7回ある!」。言葉にするとあまり現実感はありませんでしたが、PubMed検索で症例報告が100例もない急性腹症などを受け持つと現実感があります(めっちゃ焦ります・・・)。自分自身が関わらなくとも、隣で診察している研修医が遭遇することもあり、救急外来の恐ろしさを「安全に」味わえます。
ちなみに、救急も1か月、つまり半分終わりました。自身が経験したのは130例程度、30人強の方が入院しています。軽症から重症まで幅広く経験できます(他院から「危険な状態である」と判断され紹介搬送されてくる患者さんが多いため、重症が多いと思います)。

4.倉敷では体験できないこと
●いわゆる救命センターではないこと。
とはいえ、重症患者さんが多いので、3次ではなく2.5次ぐらいという言い方をします。重症の多発外傷や重度熱傷などはほとんど見ません。
●24時間365日、救急のDr.がいる状態はまだ実現できてないこと。
●1年目の4月からいきなり救急外来ひとり立ちということはなく1年かけて育てられるので、他の病院の研修医と比較して救急ができないのじゃないかと不安になること。
(参考:倉敷中央病院 救急外来の特殊性)
●紹介患者が多く、どうしても検査域値が低くなりがちで、検査に走り身体診察が時におろそかになりかねないこと。指導医の身体診察はよくても、こればっかりは心がけて自分自身で身体所見を取るしかないです。