- 一般撮影室
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| 救急医療センター撮影室 |
救急医療センター撮影室 立位 |
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| 9棟撮影室 |
デキサ |
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| マンモグラフィー |
胸腹部撮影室 |
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| 一般撮影室 |
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一般撮影室部門の検査は、胸部、腹部、関節、骨、頭、鼻、耳などを主とした一般撮影と病棟でのポータブル撮影、乳房撮影、骨塩定量、手術室でのポータブル撮影など一日に約400人の撮影をしています。ほとんどの患者さんが予約ではないため、撮影が多い日は30分から1時間程度待っていただくこともありますが、正確な撮影体位、適正X線線量で診断価値の高い写真が撮影できるように撮影技術の向上と最新の画像診断装置を備え、日々研鑽に努めています。
X線撮影では放射線被曝が気になりますが、一般撮影では大変少ない線量を用いて行っていますので、撮影による身体への影響はありません。
妊娠中または妊娠の可能性がある場合は撮影前にお知らせください。
また、撮影について疑問やご心配なこと、質問等がございましたら、どうぞ遠慮なく、診療放射線技師におたずねください。
- 消化器撮影室
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| Winscope 6000 FPD |
Ultimax FPD |
消化器系撮影室とは、X線透視撮影装置を使用して検査を行う検査室のことで「TV室」とも呼ばれています。場所は臨床検査棟1階の1-54にあり、23番透視室、24番透視室と2台のX線透視撮影装置があります。
23番透視室には、Winscope 6000 FPD(東芝製)。24番透視室には、Ultimax FPD(東芝製)が設置されており種々の造影検査を行っています。
これら2台の装置には、最新のFPD(フラット パネル ディテクタ:平面検出器)システムが搭載されています。今までのI.I.-DRシステムより高画質、高精細な画像が得られ、中心から周辺部まで画像の歪みがありません。視野も最大で34×34cmと今までより広い範囲が透視・撮影できます。
検査としては、食道、胃、小腸、大腸などの消化管造影はもとより、関節造影・脊髄腔造影等の整形外科領域の造影、VCG(排尿時膀胱造影)、DIP(点滴注入腎盂造影)、HSG(子宮卵管造影)、腎生検、瘻孔造影、Tチューブ造影等の様々な検査を行っています。
- CT検査室
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| 東芝Asteion 4 |
東芝Aquilion 16 |
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| 東芝Aquilion 64 |
東芝Aquilion CXL(64列) |
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| フィリップスBriliance 64 |
シーメンスSOMATOM Difinition AS (32×2列) |
CT検査室では、6台のマルチスライスCT(4列1台、16列1台、32×2列1台、64列3台)を配備し、1日約200件の検査を実施しています。
検査は予約検査を基本にし、当日飛び込み検査については別枠を設けて対応しています。また、救急に対しては24時間体制で迅速な対応を行っています。検査時間は造影剤を使用しない単純CT検査は5分程度で、造影剤を使用する造影CT検査は10〜15分程度です。
マルチスライスCTは全身を高速で高分解能に撮影できる利点があり、10秒程度の息止めで胸部から腹部までの撮影が可能です。特に、造影CT検査では造影剤を急速に注入することによってダイナミックCTや3D-CTアンギオが容易に施行可能です。また、最新の64列マルチスライスCTには次世代技術のスタンダードである低線量撮影画像再構成技術(AIDR 3D)が搭載され、従来の撮影線量に比べて1/2以下での撮影が可能となりました。その他、低線量撮影でありながら高画質を得るために0.5mmデータ収集や新3D Back Projection再構成(TCOT+)、アーチファクトを抑制するBoost 3Dなどの技術を用いて検査の最適化を図っています。スタッフ一同、皆様に安心して検査を受けていただけるように"やさしいCT検査"を目指して日々研鑚しています。
- MR検査室
MRは条件の設定により、水の画像、血管の画像、実質の画像、脂肪の画像など、様々な画像を得ることができます。これらにより、体内の臓器や病変を描出し診断することができます。
限られた検査時間内にこれらを組み合わせて、効率的にできるだけ情報の多い検査を行うようプロトコールを作成しています。
急性期、緊急の患者さんでは、タイムリーに、速やかに診断し治療が開始できるように対応しています。安全に検査を行うよう努力しています。
有用な情報が得られるように確実に検査いたします。
1995年に、1台目の1.5TのMRI装置が入りました。日々の検査依頼は増加の一途であり、本年までに6台に増加しました。しかし、臨床のニーズは増加の一途であり、外来予約待ちは検査内容によりますが1-5週間の状況です。新3棟も完成し、さらに4台、最新のMRI装置の購入を計画しています。また、すでに購入済のMRI装置も最新のシステムにバージョンアップを行って稼動しています。
検査を効率的に安全に行うために、異なる専門職種のスタッフが協力して、日々のルーチン検査に携わっています。
検査目的に応じて、最適の条件で撮像しています。
しかし、機械の進歩は日進月歩ですので、新しい撮像法の開発、撮像条件の検討が必要です。
当院では、常に最適の条件で撮像できるように、診断能の向上を目指して、臨床に側したテーマに基づき基礎研究、臨床研究を行っています。
週1回の技師と医師の合同カンファレンスで、要望、問題点や改善点を検討し、日々の臨床検査・診断に生かしています。
まとまった成果は、日本MR学会、国際MR学会、北米放射線学会などに毎年発表しています。
- RI、PET-CT検査室(PET-CT検査説明書へ)
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| SPECT/CT: Symbia T2 |
SPECT/CT: Symbia T16 |
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| SPECT: GCA9300A |
SPECT: GCA7200A |
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| PET/CT: mCT |
PET/CT: Aquiduo |
RI検査室は、2011年5月に第3棟地下1階へ移転と同時にSPECT/CT2台とPET/CT1台を新たに導入して、従来のSPECT2台とPET1台を加え、合計6台の装置で検査を施行しています。RI検査は、さまざまな放射性医薬品を使用して腫瘍や臓器の血流または代謝などの生理的機能情報が得られることが大きな特徴です。また、 SPECT/CTやPET/CTは形態情報もCTから得ることが出来ます。
RI検査の予約はすべてRISで行い、院外からの紹介にも対応できるシステムになっています。RI検査は、腫瘍核医学がPET検査を含めて58%、心臓核医学が24%、脳核医学が12%で全体の90%以上を占めています。
腫瘍核医学は、骨シンチグラフィやFDG-PET検査が主な検査でCTを搭載したSPECT/CTやPET/CTはRIとCTを融合した画像も診断に用いています。PET検査は、肺がん、悪性リンパ腫、頭頸部がん、乳がん症例が多い傾向です。
心臓核医学は、 201TlClや99mTc-tetrofosminを使用した運動または薬物負荷心電図同期心筋SPECTから心筋血流とQGSによる心機能解析を行い、虚血性心疾患の診断や冠動脈病変の狭窄度評価に用いています。
脳核医学は、123I-IMPと持続動脈採血法または99mTc-HMPAOと Patlak plot法を使用したSPECTから脳血流やAcetazolamide負荷による脳循環予備能を定量的に測定して認知症の診断やBypass術前後の評価に用いています。
- IVR-CT室
IVR-CTとは14inchのFPD(Flat Panel Detector)搭載の血管造影装置(DSA装置)と16列CT装置が同一検査台で併用でき、容易にDSAとCTが繰り返し撮影できる画期的な装置です。
IVR-CT室は2006年2月に腹部専用機として稼働開始し、年間約500例の治療および検査を行っています。
現在、おもな対象は血管造影および経皮的胆管ドレナージ、および経皮的な生検や呼吸器外科の手術前マーキングを行っています。
IVR−CT導入に伴い、今まで経過観察を余儀なくされていたすりガラス状陰影(GGO)に対するCT下気管支内視鏡を始めました。
これらの中で最も多い症例は肝細胞癌へのIVR(Interventional radiology)であり、これはDSA装置のみで行っていた治療 とは比べものにならないほどの精度です。
16列CT装置は第3分枝まで観察できる門脈造影、経動脈的門脈造影(CT-AP)と 肝動脈造影(CT-HA)による存在診断、また腫瘤の栄養血管の断定はもとより、抗がん剤動注直後に薬剤の集積状態をも提供してくれます。
またGGO に対するCT下気管支内視鏡での生検は、透視では見えないほどの淡い結節への生検であり、16列CT装置の3段面透視を利用することによりブラインドでの生検ではなくなり、確実に腫瘤へのアプローチができ診断が確定する症例も増えました。
このように、IVR-CTはCTとDSAを併用することにより、検査の安全と効率が向上し、患者さんの負担低減できるようになりました。我々スタッフ一同、低侵襲で最大の治療成果をあげ、患者さんにやさしいIVR−CT室を目指します。
- 放射線治療室
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バリアンメディカルシステムズ CLINAC−iX |
バリアンメディカルシステムズ CLINAC−21EX−S |
放射線治療室は、1992年にライナックと腔内照射装置、そしてCTシミュレータおよび治療計画装置を各1台ずつ導入して治療をスタートしました。以後、各部位の外部放射線療法はもちろん、全身照射や頭定位照射等の特殊な治療、ならびに子宮頸がんの腔内照射を精力的に行ってきました。そして2005年2月より、当時最新のテクノロジーを装備したライナック(バリアン社製CLINAC-21EXS)を1台増設して2台体制のもと強度変調放射線治療や体幹部定位照射などの高度な治療を開始しました。さらに2009年5月には、開設当時から使用していたライナックを廃棄して最新の機種(バリアン社製CLINAC-iX)へ更新し、画像誘導放射線治療による高精度な治療が可能になりました。さらに同時期に腔内照射装置をマイクロセレクトロン(ニュークレトロン社製)に更新したので従来装置に比べて線源を配置する位置精度や安全性が向上し、治療時間が短縮されました。 |
 ニュークレトロン社 マイクロセレクトロンHDR
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以下に当院の主な新放射線治療システムについてご紹介いたします。
1)画像誘導放射線治療:IGRT
治療直前に診断X線装置を用いてX線写真やコーンビームCTを撮影し、基準画像と比較することにより、寝台位置のわずかなずれも確実に算出して修正を行うシステムです。
2)強度変調放射線治療:IMRT
同じ照射野内での放射線の強度をあえて不均一に変える(変調する)ことにより、病変への線量集中性を高めようとする治療法です。これにより腫瘍に多くの線量を集中させ、その近傍にある正常臓器の線量を最小限にすることが可能です。治療を行う際には十分な経験と事前検証が必要です。当院では2009年末現在、既に300件近いIMRTを行いました。
3)定位照射
多方向から、腫瘍を狙って線量を集中させてがんをたたく治療法で、当院では1995年から頭部の定位照射に取り組んできました。現在はマイクロマルチリーフコリメータ(BrainLAB社 m3)を使用しており、どのような形状の腫瘍にも対応した高精度の治療が可能です。また2005年7月からは前述したIMRT技術を応用した定位照射(IMRS)も開始しました。体幹部定位照射は2005年4月より治療を開始しています。小さな肺腫瘍、脊椎腫瘍が主な対象で、ボディフレームなどで固定を行い、数ミリ以内の精度で放射線を集中して治療することが可能です。特に早期肺癌では副作用が少なく手術と同程度の治療成績が得られると言われています。
当院は2004年11月にはJASTRO(日本放射線腫瘍学会)より認定協力施設として認定されました。現在は放射線治療専門医4名、治療技師8名(医学物理士3名、放射線治療品質管理士3名、放射線治療専門技師3名:重複あり)、看護師3名、医療事務員2名が1つのチームとして治療業務を行っています。我々は今後も更に研鑽を重ね、院内他科、連携病院とも協力しながら高精度の治療を進めていく所存です。
- 放射線安全管理室
安心と安全を確保することは医療にとって最低限の責務であり、日常業務の中で実践されなければなりません。しかし、新聞等のメディアに医療事故が頻繁に報道され、放射線技師も診療において例外ではなく事故の当事者となるケースが散見されます。その事例も、検査台からの転落事故、患者誤認、MR検査における吸着事故、放射線治療での過剰線量照射、さらにはX線CT検査やIVRによる医療被ばくによる健康影響など多岐にわたっています。高度な技術的水準により診療に最適な画像を提供すると同時に、放射線は危険なものとして特別な管理をすることも重要な責務です。
このような状況の中、放射線センター内に、日常の放射線管理および放射線機器管理に加え、安全管理を担当する部門として放射線管理室が平成17年1月より新設されました。医療事故が起こらない放射線診療をめざし、「間違うことが難しく、正しく行うことがやさしい」安全プロセスやシステムを構築しています。放射線管理室の具体的な業務としては、
インシデント報告システムの目的と意義を理解し、ミスをしても事故に繋がらないシステムを構築するために、リスク・マネージャー会議においてインシデント報告システムを有効に活用し、対策実施しています。
病院情報システム(HIS)・放射線情報システム(RIS)およびフィルムレス化に向けて、医用画像情報を管理しています。
放射線機器の新設・移転などの許可・変更を行政機関に申請するとともに、放射線機器の安全性ならびに経済性を確保するために、放射線機器管理士を中心に「放射線機器管理マニュアル」を策定し、誰でも同じレベルで管理ができるように配慮し、
- 受入れ試験
- 仕業点検(始業・終業点検)
- 定期点検
- 管理ファイルの作成
などを各部署単位で行っています。
各検査室・治療室における漏洩線量の測定を年2回行うとともに、医療被ばくの適正化を図り、患者さんが安心して検査・治療をうけることができる環境づくりを行っています。また、放射線取扱主任者・放射線管理士・JASTRO認定治療技師・放射線物理士など専門の資格を取得し、チーム医療の中で欧米における医学物理士の役割を担う放射線技師の養成もめざしています。