麻酔科のご紹介
01主任部長よりご挨拶
麻酔科主任部長 山下 茂樹
麻酔科の仕事というのは外からはなかなか見えにくく、麻酔学における技術的な進歩なども一般には、あまり注目されることがありません。しかしこの数年だけを見ても、新しい筋弛緩薬やその拮抗薬、新しい吸入麻酔薬、モニタリング機器などが登場し、手術環境は大きく変化しています。麻酔の概念自体が「痛みと意識をとること」から、「侵襲からどのように生体を守り、その機能を制御するか」というものに変わってきました。麻酔科医の知識と技術が生かされる場は手術室ばかりではなく、集中治療室や疼痛外来(ペインクリニック)にまで広がっています。
倉敷中央病院における手術件数は年々増加しており、平成23年度は12000件を越えました。麻酔科が管理する手術件数も年間7000件に達し、5年前と比べますと1000件増加しています。7000件のうち1000件あまりが緊急手術です。また高齢化社会を反映し、65歳以上の方が約半数(47%)を占めています。心不全、虚血性心疾患、COPD、脳梗塞、腎不全、悪性疾患などの併存症をもつ患者さんの麻酔は特に難しく、高度の技術と幅広い知識が要求されるため、麻酔科医の責任はより大きなものとなっています。
当院の集中医療センター(以下、ICU)は、最重症の患者をケアする部門のひとつで、平成23年度の新規患者受入数は800件でした。生後1か月のベビーから100歳の高齢者まで、さまざまな年齢、病態の患者さんを受け入れています。麻酔科医だけではなく、多くの内科系医師、外科系医師が集まり、集学的な治療を行っています。
ペインクリニックは現在1名の専門医が対応しています。対象としている疾患は慢性疼痛です。週3日の外来診療と、週2日の神経ブロック治療を行っており、平成23年度は278人の新患を受け入れ、66人のブロックを行いました。
平成22年、日本麻酔科学会は「周術期管理チーム」を作ることを提唱しました。これまで、術前検査や手続き、患者さんへの説明など、さまざまの部署でバラバラに行われていた周術期の作業をひとつの部署に集約し、患者さんのみならず医師、看護師、コメディカル、事務などの医療者側の負担も減らし、効率的に周術期管理を進め、患者満足度を高めることを目標にしています。
02麻酔科の概要
医師数 スタッフ 13名 シニアレジデント 4名 (2012年4月1日現在)
資格等 麻酔専門医8名、集中治療専門医3名、
ペインクリニック認定医1名
麻酔科管理症例数: 7,037件(2011年実績)
麻酔科スタッフは山下主任部長以下17名が在籍し、麻酔、ICU管理(当直を含む)、疼痛外来、救急蘇生を担当しています。
News
- 2012.4.27
- 周術期管理チーム(PMT)の紹介を公開しました。
- 2012.2.20
- 手術における麻酔科管理症例数を更新しました。
- 2011.9.15
- 平成24年度シニアレジデント(後期研修医)二次募集受付を開始しました。
● 麻酔科シニアレジデント 募集要項 - 2011.8.15
- 平成24年度シニアレジデント(後期研修医)応募を受け付けています。
● 麻酔科シニアレジデント 募集要項 - 2011.8.15
- 麻酔科ホームページを公開しました






