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 精神科のご紹介

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概要

当科は昭和40年に精神神経科として発足し、昭和55年、科名を心療内科と改め(精神神経科と合わせて1科とする)ましたが、診療の専門性を明確にするため平成20年4月、精神科に名称変更を行いました。

当科には、県西部を中心に北は新見市から、南は四国瀬戸内海沿岸地域、さらに西は福山市辺りから患者さんが来院されています。

当科で診療させていただく対象疾患は不安障害、パニック障害、強迫性障害などの神経症、うつ病、統合失調症、認知症、睡眠障害などです。

スタッフは医師4名(常勤医2名、非常勤医2名)と臨床心理士2名です。

精神科には入院病棟がありませんので、入院が必要な患者さんには適切な病院をご紹介しています。

主任部長 土田和生

診療内容

外来患者数は1日平均90名、そのうち新患患者数は1日平均5名です。外来で当科が行っています主要疾患の治療についてご説明します。

  1. うつ病圏の疾患
  2. うつ病は単一疾患でなく、うつ症状を呈する疾患群です。したがって、双極型(躁うつ病)か単極型うつ病か、あるいは身体因性うつ病かの鑑別が治療法決定の鍵になります。幸いにも、当院は臨床各科との連携と検査設備の充実もあって、特に身体因性うつ病の治療には有利な立場にあります。一般に、うつ病の治療は薬物療法の他、精神療法、環境調整が必要になります。

  3. 神経症圏の疾患
  4. この領域にはパニック障害、全般性不安障害、社会不安障害、恐怖症、強迫性障害、心気症、解離性障害、転換性障害、適応障害、外傷後ストレス障害等が含まれます。それぞれの疾患に適した薬物療法・精神療法があります。特に、パニック発作を主症状にしたパニック障害は近年増加傾向にあり、身体疾患との鑑別と慢性化に注意をはらって治療しています。

  5. 精神病圏の疾患
  6. 統合失調症を中心としたこの領域の疾患は、薬物療法の進歩と社会の変化に伴った症状の軽症化によって、従来の入院治療重視の治療方針から外来治療中心へと方向が変わってきています。なお、急性期で症状の変化が激しく、外来での治療が困難な患者さんには、入院可能な適切な病院を当科でご紹介いたします。

  7. 老年期の精神障害
  8. 老年期は、認知症に代表されるように脳と身体の老化・障害によって精神障害が生じることが多くなる時期です。この年代は身体的な合併症を持った方が多く、老年期の気分障害、不安障害、せん妄等は、特に心身両面から診断・治療するよう心がけています。

  9. リエゾン・コンサルテーション精神医学
  10. 近年、医療のさまざまな分野で身体面、精神面、社会面から統合的に医療を進めてゆく包括的医療が求められるようになりました。当科では、身体疾患で入院された患者さんの不眠、不安、憂うつ、せん妄等の精神的問題を主治医と協力して治療しています。


その他

  1. 施設認定
    • 日本精神神経学会精神化専門医制度研修施設
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