
●2010 ●Vol.24
 散歩中にみつけたさざんか 撮影:松田 由美子
世界の旅 さざんかは、これから冬の寒さの中で、ずっと咲き続け、観る人に元気を与えてくれる花です。花の少ない晩秋から初冬にかけて咲き出し、長い間咲き、正月を過ぎても楽しめます。サザンカの名は中国名の山茶花によりますが、中国では山茶花と書きツバキのことを指すようです。山茶花が首位転換で茶山花となり、サザンカの名が生まれたともいわれています。読みは「山茶花(さんさか)」→「茶山花(ささんか)」→「さざんか」というぐあいに変化したようです。さざんかの“花言葉”は「困難に打ち勝つ!ひたむきさ!」、……冬の寒さの中で、じっと雪の重みに耐えながら、枝にしっかりしがみついて、落ちることの少ない花です。正岡子規に次の句があります。山茶花を雀のこぼす日和かな 一枚ずつこぼれるさまが目に浮かぶ様子を詠んだ句。
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