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 院長あいさつ

昨年は東日本大震災,東電福島原発事故,電力不足と日本が未曾有の危機に見舞われました。当院からも看護師が気仙沼市に看護協会のボランティアとして救護に参加しました。

この様な大災害にあったにも関わらず災害後の人々の冷静に落ち着いた行動、助け合い、商店の略奪なども起こらず、海外の人々から日本人の行動が賞賛されました。その後もユーロ圏債務危機などにより円高が進み、輸出が振るわず貿易立国の日本にとって苦しい状況となっています。円高で企業が国内の空洞化をおこしていけば失業率が上がり,それに増税が予定されており、ますます不景気になるのではと心配されます。

昨年は5月に緩和ケア外科を新規に発足しました。部長に大倉医師が就任、外科部長に新たに守本医師が就任しました。緩和ケア外科は癌に限らず、「痛み」や「吐き気」「だるさ」「食欲がない」といった症状の緩和や、不安、不眠などの悩みについて、これらの苦痛を和らげ患者さん自身およびその家族の方々の生活の質(QOL)の向上を図ります。抗がん剤治療中の方、その他褥瘡などでお悩みの方も受診して頂けます。ご相談下さい。

財団法人倉敷中央病院訪問看護ステーション分室を8月に当院に設置しました.今後,団塊世代の方々が高齢者となり、医療を必要とする方が増えることが予測されます。その増加した医療需要に応えるため、地域内のそれぞれの医療機関がその機能に合った医療を行って地域全体で完結する効率的な医療を行う必要が高くなります。この地域連携を推進するため、岡山県でも脳卒中、糖尿病、心筋梗塞、癌疾患などの地域連携体制の整備を進めています。在宅医療で訪問看護が必要な方も増えてくることが予測されます。

地球に優しい病院を目指し、職員有志でゴーヤの苗62本を植え育て、立派な緑のカーテンを作りました。夏の冷房電力消費の節約になり、そのエコ活動が認められ岡山県地球温暖化防止活動センター第4回「緑のカーテンコンテスト」で最優秀賞、倉敷市主催平成23年度「緑のカーテンコンテスト」最優秀賞(市長賞)を受賞しました。

12月に1.5テッスラーの新しいMRI機器を設置、2012年1月から本格的に稼動します。今までの0.5テッスラーMRIより画像がきれいになり、検査時間が短縮します。また、腹部などの呼吸で動く臓器の検査も可能になります。

2012年には当院病室の改修を行う予定です。 120床程度のベッドを確保した状態で工事を進めるため1.5年ほどかかる計画ですが、工期がもっと短くならないか検討中です。入院患者さんには騒音などでご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いします。

2012年は医療の質の向上と同時に効率的な医療を目指して職員一同頑張っていこうと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。

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