患者さんのQOL向上と自立支援のために

世界水準を目指す急性期基幹病院として、地域住民のみなさんと地域の医療機関に強く支持される質の高い病院であり続けるために、当院では、「患者本位の医療」を常に念頭におき、医療倫理を徹底し、全職員の自主的、積極的参画のもと品格の高い病院づくりを推進しています。この病院の方針を受け、看護部では次の方針を掲げています。
■ 看護部方針
- ●患者さんの生命・人権を尊重し、QOLの向上と自立への支援をします。患者さんにとって本当に必要な医療・看護は何なのかを常に考え、看護技術を磨き看護に専念する姿勢を怠りません。
●良質の看護を安全・効率的に提供し、それを可視化します。セーフティマネジメントによる安全管理、信頼の看護の提供を目指します。
- ●医療の専門性が強まる中、ケアプロセスを重視した総合的医療・チーム医療を実践するために、地域、他部門、他職種の人たちの価値観を尊重し、意思の疎通を図り協働します。
- ●自律的に職務に取り組み、専門職としての務めを果たします。教える側、教えられる側が共に育つ教育風土を醸成するとともに、ワーク・ライフのバランスを保ち、職務満足を高めます。
- ●進取の精神と変革意識を持って、変動する医療環境に柔軟に対応します。医療施策・医療改革への対応や最新医療情報・指標による看護の提供を実践します。
■ 看護体制

「入院基本料7対1」で継続受持ち制を中心としたチームナーシング方式により、継続性のある、保証された看護を目指して努力しています。チームナーシングとは、チームに分かれてリーダーのもとに患者さん中心の看護を行う看護方式です。しかし、リーダーもメンバーも日替りであるため、個別的でかつ継続性のある看護の提供には限界があります。この点を補うため、1人の患者さんを1人の看護師が入院から退院まで、継続して受け持つ継続受持ち制を併用しています。
■ 看護部目標(2009年1月~2013年3月)
- ●生命の尊厳と患者の人権を尊重し、高度化専門分化する医療に対応できる質の高い看護の提供。
- ●優秀な看護師の安定的確保と育成。
- ●病院・看護部の方針、目標を共有し自律的に活動できる組織の再構築。
- ●目標管理制度とクリニカルラダーの成熟。
- ●地域完結(循環)医療の実践。
- ●医療安全の強化(感染対策を含む)。
- ●人材定着のためのワークライフバランスを考えた働きやすい職場環境の整備。
- ●救急医療体制や集中治療部門・手術センターの拡大およびセンター化に対応できる看護体制の整備。
- ●地域の拠点病院としての対応ができる能力を高め、地域住民や地域の病院・クリニックのニーズに対応。
- ●医療・看護の動向把握により、それに特化した活動推進と政策への提言。
- ●経営的な視点での自部署管理。