財団法人 倉敷中央病院

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専門看護師・認定看護師からのメッセージ

患者さんのために、専門的な看護の道を選んだ先輩たちからのメッセージ集。

将来、専門分野でキャリアアップしたいと考えているみなさんへ、専門看護師・認定看護師として活躍中の先輩たちからの応援メッセージを送ります。看護のこと、やりがい、これからの目標などを参考にしてください。

 専門看護師・認定看護師からのメッセージ

●専門看護師

戸田 美和子
急性重症専門看護師
循環器内科集中医療センター(CCU-C)

ドクターと他職種とのコーディネートや患者さんやご家族との間に立った調整活動は専門看護師の役割の一つです。時には、ドクターに言いづらいことを代弁し、スタッフを厳しく指導することが求められます。大変な役割ですが、それを乗り越えて、患者さんやご家族から寄せられる信頼を高められてこそ、ここにいる意味があると思っています。倉敷中央病院には休職制度や奨学金のサポートがあるので、スキルアップできる環境が充実しています。高度先進医療の現場で自分の看護を高めていきたいという仲間が増えるのは、とてもうれしいことです。患者さんのための看護をぜひ一緒に考えていきましょう。

井上 理子
母性看護専門看護師
産科病棟

妊娠中に疾患の指摘を受けたお母さんの精神的支援を中心に、未熟児・新生児集中医療センター(NICU)と連携して出産のサポートをしています。NICUで頑張っている赤ちゃんの姿を見たお母さんが疾患と向き合おうとされ、素直に「赤ちゃんがかわいい」と言ってくださった時ほど、うれしいことはありません。これからも、お母さんの持っている大きな力を引き出すためのケアを心がけ、助産外来の立ち上げにも取り組んでいきたいですね。専門看護師は大変だけどやりがい・楽しみがあります。目指す人には、壁を乗り越えてステップアップして欲しいと思います。お互いに頑張りましょう。

●認定看護師

松本 信子
集中ケア認定看護師
心臓血管外科集中医療センター(CCU-S)

入職以来、集中治療センター(ICU)で看護経験を積み、その経験を活かして新人指導にも関わっていました。ICUでは毎日が勉強で、自ら調べて学ぶ日々がとても勉強になっていました。しかし、認定看護師の道に進み、あらためて今までは経験値だけの看護だったことに気づきました。集中ケア認定看護師として、まだまだ勉強するべきことがあり、その内容を後輩たちに伝えていくことの大切さも実感しています。看護師という職業を選択した以上は、勉強を続ける必要がありますが、その中で自分のやりたいことが見えてきた時、さらに勉強できる環境がこの病院にはあります。

藤井 和江
新生児集中ケア認定看護師
未熟児・新生児集中医療センター(NICU)

超低出生体重児や疾病新生児は、その後の成長過程にリスクがあるため、いかに問題なく正常に近い状態で成長してもらうか、そのために必要なケアを考え行っています。赤ちゃんはストレスや痛みに命がけで戦っています。その状態を赤ちゃんの代弁役となってスタッフやご家族の方に理解してもらい、ケアの改善やその後の成長過程を看ています。この分野は未開拓な部分も多く奥が深いので、相手を理解しようとする姿勢や新しい知識や技術が必要です。赤ちゃんのかわいさ・けなげさに助けられることもあり、厳しい中にも人生や幸せに関わることができるこの分野には、大きなやりがいがあります。

戎谷 典子
透析看護認定看護師
透析センター

患者さんがいろいろな病気を持っている場合、病気を看るのではなく、いろいろな病気を持った一人の人として“人間を看る”ということが、認定看護師としての役割を果たして行くなかでよりわかるようになってきました。「自己管理をどうしたらいいか」「体重が重い」など、苦労されている患者さんの辛さをお聞きした上で、どういう経過で今に至っているかをきちんと理解し、心と身体と社会をすべて重ねて看ることができるように研鑽してきたいと思います。自分が深めて行きたいところをサポートしてくれる環境があるので、資格が取りたいため・自分のために勉強するのではなく、患者さんのために勉強して欲しいですね。

吉田 松子
皮膚・排泄ケア認定看護師
形成外科外来

皮膚・排泄ケアの専従・褥瘡管理者として、フリーでいろいろな病棟をラウンドしています。ストーマ外来では、化学療法を受けながら再発の不安を抱えている患者さんに対して、ゆっくりと話を聞く事ができる環境になり、患者さんの背景がつかめるようになってきました。今後は、褥瘡予防に重点をおいた活動と、訪問看護や他の施設とも連携して地域のストーマケアの向上に貢献することが目標です。看護師は、自身の持てる力、感性、知識で患者さんにケアを行ないます。勉強できるフィールドはたくさんありますから、自分自身をしっかり磨いていきましょう。

出射 奈緒美
皮膚・排泄ケア認定看護師
皮膚科・泌尿器科・形成外科病棟

褥瘡ケアの指導をはじめ、スキントラブルの相談など、病棟を回ってケアの方法を指導・実践しています。以前は、教科書で調べてもわからないこと、答えを考えつかないことがありましたが、方法や手段などを専門的に学んだことで解決できることが増え、説得もしっかりと行えるようになりました。週一回、いろいろな病棟をラウンドしていますが、褥瘡や失禁、人工肛門・膀胱のケアが院内で統一できるように浸透方法を考えていきたいと思っています。ここは“看護”ができる病院です。患者さんの側で、患者さんの身になって看護ができるので、ぜひ一緒に学んで患者さんを看ていきましょう。

原田 美雪
緩和ケア認定看護師
外科病棟

終末期の患者さんをもっと重点的に看て差し上げたい、ご家族の思いも受け止めたいと考えていたので、緩和ケア認定看護師の道を進みました。緩和ケアとは、患者さんの身体、心理、社会、そして家族も一緒にトータルに看るという全人的看護。病気だけを診るのではなく “人を看る”という視点を持って、患者さんとドクターとの架け橋としての役割を担っています。認定看護師になったからといって何かが変わるわけではありません。大切なのは、急性期だからこそできる緩和ケアを目指して、自分の看護を積み重ねていくことだと思います。全人的な看護に興味がある人と一緒に、これからの緩和ケアを考えていきたいですね。

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