倉敷中央病院 総合周産期母子医療センター地域がん診療連携拠点病院災害拠点病院
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 シニアレジデントカリキュラム−小児科

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【概要】

主任部長 新垣 義夫 (あらかき よしお)
研修責任者 桑門 克治 (くわかど かつじ)
 
医師数

スタッフ 11名、修練医(サブスペシャリティーコース)3名、
シニアレジデント 10名、院外講師医師 4名
(2010年2月1日現在)

 
資格等

日本小児科学会専門医 15名、日本循環器学会専門医 2名、
日本周産期新生児学会専門医制度暫定指導医 1名、
日本周産期新生児学会専門医 1名
日本小児循環器学会専門医制度暫定指導医 2名

 
専門外来

循環器、未熟児発達、腎臓、血液、*1内分泌代謝、アレルギー、
神経、心身症、*2遺伝外来、予防接種、乳児健診
(*1京都大学小児科から、*2川崎医療短期大学遺伝学科から)

 
年間入院症例数

小児病棟1900名前後(ICU 50名前後)救急外来から約4割、紹介入院が約4割。
心カテ年間140件前後  腎生検十数件  悪性疾患新規入院10名前後
総合周産期母子センターNICU 400名前後 うち超低出生体重児20名前後


【研修の概要】

小児科専門医資格を取得するために必要な疾患分野を幅広く経験することができる。
「教えることは最良の学ぶ方法」後輩の指導を通じて自らの知識・技能を深める。

年間2万人の小児救急受診者と2300人の入院患者をスタッフ・専門修練医・ジュニアレジデントとともに担当する。救急業務や紹介症例が多いので、小児科学会の研修手帳の経験項目のうち一般的な疾患は1年程度で経験する(たとえば、川崎病は年間40-50例)。小児循環器、新生児、血液・腎グループに半年ずつ所属して重点的に研修し、これらの専門領域の基礎能力を修得する。また、院内学級、超重症児、在宅医療、終末期の医療にも関わる。

シニアコースの募集は、卒後3年目に限定せず受け入れを行っている。また、他の研修施設の小児科専門医研修を支援する施設でもある。6ヶ月-1年間の研修支援カリキュラムを作成して対応するので、各々の所属施設の責任者に相談して御連絡いただきたい。


【一般目標】

患者にとって最善の医療を提供できるために、一般小児科についての幅広い対応能力を修得し、医学知識を深め、小児科専門医として社会の期待に応えられる診療能力を身につける。


【行動目標・研修内容】

1年目

    NICU早朝カンファレンス
       ▲NICU早朝カンファレンス
  1. 小児科疾患の初期対応・基本技術を修得する。

  2. 患児・家族との良好な信頼関係を築き、有用な病歴聴取と納得の得られる病状・治療計画の説明ができる。

  3. 小児の特殊性を理解し、幅広い医学知識に基づいた診察から鑑別すべき疾患を絞り、効率的な検査・治療計画を立てることができる。

  4. コメディカル・看護師をはじめ同僚・他科・院外の医師、医療福祉関係者との意志の疎通と協力関係を築き、患児にとって最も有効で効率的な医療を提供できる。

  5. 当直業務に入る。救急外来での初期診療を単独でできるようになる。

  6. 後輩の医師を指導できる。

  7. 学会発表を行う。

NICU
   ▲NICU

2年目

  1. 専門領域(小児循環器、新生児、小児腎臓・血液悪性腫瘍)を重点的に研修する。

  2. 後輩の医師を指導できる。

  3. 学会発表・論文作成を行う。

3年目

  1. 一般外来を担当する。

  2. 小児科専門医認定取得を準備する。

  3. 学会発表・論文作成を行う。

  4. 専門領域を含めた小児科診療において独り立ちをする。


【その他】

学会出張:発表することを原則とする。それ以外の出張は調整が必要。県内の研究会とは別に年に2-3回参加している者が多い。

院外研修:2-3年目にVHJ機構を利用した6ヶ月・1年の院外研修、あるいは3ヶ月の任意の院外研修。調整が必要。

休暇:交代で1週間休暇を消化している。


【週間スケジュール】

*毎朝(月−金)8時00分より新規入院カンファレンスとミーティング
*毎晩(月−金)19時からNICU回診および申し送り

 日中
心カテ・カンファレンス午前:主任部長病棟回診NICU抄読会・シネカンファレンス
NICUレントゲン・カンファレンス午後:NICU回診抄読会・症例検討会・予行演習
NICU回診カンファレンス 小児腎臓カンファレンス・周産期カンファレンス・心エコ−カンファレンス
心カテ・カンファレンス 他職種カンファレンス
  入院中症例についての申し送り
交替で外来・回診・救急業務


【専門医等の取得】

カテ研修
   ▲カテ研修

小児科学会教育研修認定施設であり、小児科専門医の取得が可能である。さらに、小児循環器、新生児、小児腎臓、血液悪性腫瘍の専門知識・技術の修得が可能である。特に2007年度から日本周産期・新生児医学会周産期専門医コースを開始し、現在2名が研修中である。また、2008年度から小児循環器専門医コースを開始し、現在1名が研修中である。【別項を参照ください】

学会活動実績(2009年小児科全体)学会発表76件 論文・解説など17編


【研修後の進路】

2006-2010年春までの実績:一般病院小児科4名、一般病院新生児科1名、こども病院・専門施設7名、大学院進学5名。
ジュニアの期間を除き、当院の在籍期間は合計で3年までを原則としている。その後は、小児科専門医を取得しサブスペシャリティーを身につけて卒後10年目前後には指導医として後輩を育て、社会に貢献してくれることを期待している。こうしたキャリア・プランについての助言・紹介についても実績がある。もちろん、当院の診療レベル向上のために戻ってきてくれることも期待している。


【女性医師の研修継続のための試み】

2008年秋に月100時間勤務の常勤医が加わった。2008年に産休・育休をとったシニアレジデントが2009年に復帰し、院内保育園を利用しながら平日日勤帯の研修を継続している。
複数担当医制や申し送りの充実など、男性医師を含めた「仕事と生活の充実」を推進するための体制と運用を模索中である。
院内保育園の実績や病児保育への取り組みはこちらを参照ください。


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