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 世界最速・最高の画質を誇る16列マルチスライスCTを導入

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CT検査は、エックス線とコンピューターを使って、身体を輪切りにした画像を連続して写して検査をする方法です。 

倉敷中央病院では9月に、CTの中でも世界最速で最高の画質を誇る、最新の16列マルチスライスCTを導入しました。このCTは1度に16枚の撮影ができるので、従来より広範囲を短時間で、高分解能かつ高画質の画像が得られます。撮影時間は数秒ですので、患者さんの負担を軽減できます。

この16列CTの導入により、各検査部位でさまざまな新しい画像情報が得られます。

頭部では血管像の情報を付け加えることで、動脈瘤や動脈閉塞などの血管病変の検出が可能です。

胸部では、4〜5秒で撮影しますので、単純写真と比べてほんの少しだけ長い息止めで、詳細に肺野を観察することができます。

腹部では造影剤の急速注入を併用しますと、動脈・門脈の撮影が可能となります。この画像を再構成し、腹部動脈、門脈を3D(三次元)で描出します。

多発外傷や救急患者にも有用で、頭部から下肢までの全身を、わずか数秒で撮影可能であり、この場合、全身検査としてまずCTが第一選択となります。

今後期待されている領域は、心臓領域の中の冠動脈の撮影です。造影剤を使用して冠動脈を撮影し、内腔の狭窄の計測、あるいは冠動脈の血管壁の性状を診断する試みです。冠動脈病変の心臓ドックなどに応用していきたいと考えています。

腹部血管像(正常像)


MIP 動脈相

3D 動脈相

MIP 門脈相

3D 門脈相

胸部(気管・気管支)


正常像

左上葉の病変

腹部大動脈瘤

肝腫瘍

化膿性脊椎炎

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