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倉敷中央病院の心臓病センターならびに新病棟の完成を心から祝いたいと思います。ご協力いただきました多くの方々のご尽力に、この場を借りて深く御礼申し上げます。
倉敷中央病院は、創立以来82年間、市民の手で市民の健康を守り支えるという創設の理想を一貫して守り通してきました。そのために、地域にしっかり根を下ろしながら、かなう限り最高水準の医療サービスを、心からの優しさをこめてお届けすることができるよう、心を合わせて努力を続けて参りました。
今回の施設も、同じ思いから生まれました。私たちは、この新しい施設と、ここで力を尽くすスタッフの一人ひとりが、病に悩む多くの人々にとって頼りがいあるものであると同時に、ご家族や周囲の皆様にとっても心なごむものであるよう努力を続ける覚悟でございます。どうぞ、今後とも、地域医療機関、大学をはじめとする各界の皆様に広くご支援賜りますようお願い申し上げます。
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 理事長 大原謙一郎 |
■中・長期ビジョンにそった病院づくり
創立80周年(2003年)を迎えるにあたって当院は中・長期ビジョンを策定し、その使命を「世界水準の医療を地域住民に提供する」ことであるとあらためて確認いたしました。トップレベルの特長ある医療技術をベースに、急性期医療を中心とした分野で、患者・住民・医療機関のニーズに積極的に対応し、社会貢献を果たすべく「すばらしい病院(Excellent Hospital)」づくりに職員一体となって取り組んでおります。
現在進めています病院施設リフレッシュ計画も、このビジョンのもとに推進しているものです。
当院はこれまでに、急性期および救急医療の充実のため、手術センター、集中治療室(ICU、CCU、NCU、NICU、PICU)、および救急医療センターの整備・拡充を図るとともに、外来棟につきましても、急性期基幹病院にふさわしい専門性の高い医療が行えるように、新築ならびに全面改修を行いました。
このたび竣工しました心臓病センター・新病棟は、21世紀前半の急性期医療に十分対応できる施設であるとともに、安全、プライバシー、アメニティにもきめ細かく配慮しました。
建物は地下1階、地上8階で、地下から2階までを心臓病センターとし、うち、1階部分は内視鏡センターと総合保健管理センター(人間ドック施設)のサテライトも併設されています。3階から7階は病棟、8階はベッドセンターと屋上庭園となっています。当院の創設以来のあたたかみのある人間性尊重の精神を生かしつつ、進歩する医療に弾力的に対応できるものとしました。
 5年後の倉敷中央病院
■新たな飛躍をめざす心臓病センター
センター機構の最大の利点は、疾患に関連する複数の診療科の医師、看護師、各種検査技師等でチーム医療が行えることです。循環器内科および心臓血管外科の外来診察室と病棟、生理機能検査室、カテーテル室、CCUを集約配置した当センターは、患者さんにとっても移動の負担が少なくなり、安心して検査や治療を受けていただくことができます。プライバシーを確保するために、診察室はもちろん、検査室や日帰りカテーテル検査用のリカバリー室を個室化しましたが、個室化したため人の目が届かなくなるということのないように、コーディネーターを置き、安全についても十分配慮しています。
治療を優先するためにプライバシーの確保の難しかったCCUも、原則個室化して30床設けました。
モービルCCUについては、一般の救急と分離して専用の入り口を設置しましたので、患者さんの受け入れがよりスムーズに行えるようになります。
当院では、真の全人医療を行うためには地域の医療機関との連携が必須と考えています。この心臓病センターが、当院の医療の場であるだけでなく、中四国の心臓病の診療の要となるよう努める所存です。
■建物の概要
規 模: 地下1階、地上8階、塔屋1階 建築面積: 2,815m2 工 期: 平成15年10月〜平成17年6月 延床面積: 17,156m2
| 8階 | ベッドセンター、屋上庭園 |
| 3〜7階 | 病棟 病床数 220床(各階 44床、うち重症用個室 7床) |
| 2階 | 心臓病センター:CCU30床(外科用10床、内科用20床) |
| 1階 | 心臓病センター:診察室6室、心電図室7室、心エコー室6室 内視鏡センター:内視鏡室10室(うち人間ドック専用2室)、リカバリー室14室 総合保健管理センター(人間ドック)サテライト |
| 地階 | 心臓病センター:血管造影室7室(心臓用4室、脳神経外科・小児科心臓兼用1室、増設予備室2室)、日帰りカテーテル検査用リカバリー室30床 |
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