薬剤本部
当院薬剤本部の地域医療連携の取り組み
倉敷中央病院薬剤本部では、患者さんへ良質かつ適切な医療を効率的に提供するため、地域の医療機関の皆さまと連携を行っています。
患者さんの外来時・入退院時の情報連携を強化し、より正確な薬歴、副作用・アレルギー歴やアドヒアランス等を確認することで、保険薬局ー病院双方にとって適切な薬学的管理の実現を目指します。倉敷中央病院薬剤本部は、地域の医療機関の一員として患者さんが入院前から退院後、そして日常に戻ってからも安心して適正な医療を受けられるよう、地域の医療機関の皆さまと連携して支援をしてまいります。
外来時
入退院時
情報提供書様式
以下に連携施設との情報連携に使用する用紙一覧を掲載しています。
使用方法については各項目の詳細を確認してください。
- 利用方法
関連する様式をダウンロードし必要事項を記載の上、当院地域連携室宛てにFAX(0120-666-339)にてご連絡ください。(Fax詳細は、用紙内を参照してください。)
※ブラウザ画面から直接入力すると、入力内容が正しく表示されない可能性があります。 大変お手数ですが、一度PDFファイルをデスクトップ等に保存していただいたうえ、ご入力ください。
服薬情報提供書(トレーシングレポート)について
医療安全のために服薬情報提供書を導入しています。
即時性は低いものの処方医師や他職種へ伝えるのが望ましいと判断された情報(服薬状況や処方内容に関する提案等)は服薬情報提供書を使用して当院地域連携室へFAXにてご提供ください。必要に応じて主治医へお伝えいたします。
※服薬情報提供書による情報提供は疑義照会ではありません。処方せん内容に関する疑義は従来通りの方法でお問い合わせください。
服薬情報提供書様式
様式1:通常版。服薬状況、副作用等に関してご使用ください。
様式2:がん化学療法版。がん化学療法に関する副作用等に関してご使用ください。
入退院時の情報提供について
当院薬剤本部では、患者さんがより安全に切れ目のない医療が受けられるように、地域の医療機関と入退院時における患者さんの薬剤情報の共有を行っています。
運用概要
- 患者さんの入院が決定した時点で、当院薬剤本部よりかかりつけの保険薬局へ入院の連絡を行います。
- その際、「入院時薬剤情報提供書」を送付しますので、患者さんの現在服用している薬剤や副作用歴などの情報を記載して当院へ情報提供をお願いします。
- 患者さんの退院時には、入院中の薬に関する経過記録を記した「退院時薬剤情報提供書」を当院よりかかりつけの保険薬局へ送付いたします。
- ご希望に沿って退院前カンファレンスへの案内をいたします。
運用フローチャート
情報提供書様式
オンラインでの情報提供はこちらからお願いします。
入院時薬剤情報提供フォーム
情報提供書FAX送信先、お問い合わせ先
- FAX送信先
倉敷中央病院 地域連携室 0120-666-339 - お問い合わせ先
倉敷中央病院 医薬品情報室 086-422-0210(代表)(内線:2563)
平日9:00~16:00
外来化学療法について
がん化学療法レジメン登録
- 本一覧は当院がん化学療法審査委員会で承認されたレジメンの一覧です。がん治療を受ける患者さんが、安全かつ適正に治療を継続できるよう、保険薬局の先生方と連携していくことを目的として掲載しています。
- 支持療法や希釈輸液などについては各種ガイドライン、製薬企業作成資料などを参考に行っております。
- 投与量、投与スケジュール等、個々の患者さんの状態や状況により変更されることもありますのでご了承下さい。
- 内服薬単独での治療については一覧から割愛しております。
- 各薬剤の詳細については添付文書、インタビューフォームなどもご参照ください。
- 薬品名は一般名表記を基本としておりますが、一部、表記の都合上商品名を用いているものもあります。
- 保険医療機関及び保険薬局からのレジメンに関する照会や患者の状況に関する相談及び情報提供等については、当院薬剤本部 までお問い合わせください。即時性の低いものに関しては、服薬情報提供書(抗がん剤関連)もご活用ください。
- 臨床研究については臨床研究センターのページをご参照ください。
2022年4月1日現在
- 免責事項
掲載している一覧は医療従事者を対象としたものであり、一般の方向けではありません。
また、本一覧を参考にレジメンを作成しないでください。当院は一切の責任を負いません。
心不全薬物療法Q&A
当院では「心不全患者さんの再入院予防」を目標として「心不全を地域で診る」という理念のもと、岡山県西部地区施設間のスムーズな連携のための取り組みを行っています。
その一環として、主に薬局薬剤師の皆さまを対象とした心不全薬物療法Q&A動画シリーズを作成しました。多くの薬剤が用いられる心不全薬物療法について、地域の医療関係者の皆さまと知識を共有し、地域のチーム医療を実践する一助になればと思っております。 ぜひご覧ください。