グリコアルブミン 略 称 グリコアルブミン,GA
担当検査室 生化学( TEL:2494,2495 ) 至急指定
時間外 なし
結果報告時間(普通) 2~4時間 結果報告時間(至急) 90分
検査目的 血清中又は血漿中のグリコアルブミン値(%)の定量
臨床的意義 グリコアルブミン(GA)はグルコースとアルブミンが非酵素的に結合して生成される糖化蛋白でアルブミンの生理的半減期が約17日であることから、HbA1cに比べより現在に近い過去1~2週間の平均血糖値を反映する。HbA1cに加え、それより短期間の血糖値変動をモニターするには最適な指標である。またHbA1cの異常低値で発見されることが多いヘモグロビン異常症に対してもHbA1cに代わる血糖コントロール指標としてGAは有用である。実際には、糖尿病患者に対し新たな治療を開始した際の評価や、外科手術をおこなう前の血糖コントロール状態把握、妊娠時の血糖コントロールなど、短期あるいは厳格なコントロールが要求される際に使用されることが多い。
異常値所見 高値:糖尿病、肝硬変、甲状腺機能低下症、栄養摂取障害(るいそう)
低値:ネフローゼ症候群、甲状腺機能亢進症、ステロイド投与、肥満、脱水、熱傷
保険情報 適用あり
HbA1c、フルクトサミン、のいずれかを同一月中に併せて2回以上実施した場合は月に1回に限り主たるもののみ算定。
採取容器名 茶栓分離剤入り採血管
サンプルの種類 血清又は血しょう
必要量:300μL
測定日情報 毎日

検査法(最新) 酵素法(日立LABOSPECT-008α) 2023/01/04 ~ 現 在
臨床参考値(最新) 11.0~16.0 %
従来法との相関
r=0.999
y=1.00x+0.03
(x:日立LABOSPECT-008)
検査法(前回) 酵素法(日立LABOSPECT-008) 2011/01/04 ~ 2023/01/03
臨床参考値(前回) 11.0~16.0 %
従来法との相関
r=0.987
y=1.018x-0.553
(x:H7600)
検査法(前々回) 酵素法(H7600) 2005/03/01 ~ 2011/01/03
臨床参考値(前々回) 11.0~16.0 %
従来法との相関
r=0.992
y=0.945x+0.497
(x:従来法)




MegaOak基準値マスタ一覧

世代 開始日 終了日 開始年齢 終了年齢 基準日(男) 基準日(女)
0 2005/02/01 9999/12/31     11.0-16.0 11.0-16.0