高感度トロポニンI 略 称 hs-Tnl
担当検査室 生化学( TEL:2494,2495 ) 至急指定
時間外 なし
結果報告時間(普通) 2~4時間 結果報告時間(至急) 120分
検査目的 血清又は血漿中の心筋トロポニンI の測定。
測定結果は、臨床上の疾病等の診断補助に使用される。
臨床的意義 心筋トロポニンは筋原線維の収縮調節蛋白の一つであり、心筋梗塞発症後3~6時間で上昇し、約2週間は検出可能なため、発症後終日経て入院した例であっても急性心筋梗塞の診断が可能である。
高感度心筋トロポニン測定系では発症後2時間以内の超急性期の診断にも使用できるようになった。
異常値所見 高値:急性冠症候群(ACS)
採取容器名 茶栓分離剤入り採血管
サンプルの種類 血清、血漿、その他
  ただし、髄液、胸水、腹水、尿、その他穿刺液等の測定値は参考値とする。
必要量:460μL
測定日情報 毎日

検査法(最新) CLIA法(Alinity i) 2022/05/06 ~ 現 在
臨床参考値(最新) ・女性:0.016ng/mL未満
 男性:0.034ng/mL未満
 n=30
r=0.9902
y=0.99x-0.20
(x:アーキテクトi2000SR y:Alinity i)
検査法(前回) CLIA法 2017/01/04 ~ 2022/05/05
臨床参考値(前回) ・女性:0.016ng/mL未満
 男性:0.034ng/mL未満
・相関(高感度トロポニンTとの比較)
 全濃度域
 n=49
r=0.805
y=15.396x-1.160
 低濃度域
 n=43
y=8.50x-0.43
(x:高感度トロポニンT,y:高感度トロポニンI)
高感度トロポニンTの測定機器はコバス6000

時間外はAlinityを使用(2019/5/21)
アーキテクトi2000SR(x)とAlinity(y)の相関
n =38
y = 1.03x - 0.12
r = 0.961
アーキテクトi2000SR:x Alinity:y




MegaOak基準値マスタ一覧

世代 開始日 終了日 開始年齢 終了年齢 基準日(男) 基準日(女)
0 2017/01/04 9999/12/31     <0.034 <0.016