ミオグロビン 略 称 ミオグロビン
担当検査室 生化学( TEL:2494,2495 ) 至急指定 不可
時間外 なし
結果報告時間(普通) 2~4時間 結果報告時間(至急) 90分
検査目的 血清または血漿中ミオグロビンの測定
臨床的意義 心筋および骨格筋障害の存在診断や鑑別診断と治療効果判定ができる。心筋の虚血によりまず、心筋細胞膜が傷害されて細胞可溶性分画のマーカーであるミオグロビンが循環血液中に遊出してくる(2時間以内)。約10時間でピークに達し、24~48時間で基準値に戻る。しかし心筋特異性が低く骨格筋障害を除外診断しなければならない。心筋梗塞の場合梗塞量と相関がある。
異常値所見 高値:心筋梗塞、不安定狭心症、心筋炎、筋ジストロフィ、多発筋炎、甲状腺機能低下症、 高アルドステロン症、悪性高熱症、筋肉注射
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
採取容器名 茶栓分離剤入り採血管
サンプルの種類 血清、血漿、その他
*その他穿刺液等の測定値は参考値とする。

サンプリング量;300μL
その他情報 検査法履歴
1998/11/28~2001/02/23
ラテックス免疫比ろう法
 M 50ng/mL以下
 F 35ng/mL以下
 (BN2)
  r=0.991
  y=0.669x-11.356
   (y:新法)

検査法(最新) ラテックス免疫比濁法 2017/03/01 ~ 現 在
臨床参考値(最新) 70.0ng/mL以下
  n=55
  r=0.9997
  y=1.010x-0.115
   (x:日立7170 y:LABOSPECT006)
検査法(前回) ラテックス免疫比濁法(日立7170) 2012/01/02 ~ 2017/02/28
臨床参考値(前回) M 32~101ng/mL
F 24~77ng/mL
  n=50
  r=0.999
  y=0.999x-15.003
   (x:従来法)
検査法(前々回) ラテックス免疫比濁法 2001/02/24 ~ 2012/01/01
臨床参考値(前々回) M 49~104ng/mL
F 45~83ng/mL
 (日立7170)
  n=59
  r=0.994
  y=1.259x+37.491
   (x:従来法)
以前はその他を参照




MegaOak基準値マスタ一覧

世代 開始日 終了日 開始年齢 終了年齢 基準日(男) 基準日(女)
0 2017/03/01 9999/12/31 15歳0ヵ月   <=70.0 <=70.0
1 2012/01/02 2017/02/28     32-101 24-77
2 2001/02/24 2012/01/01     49.0-104.0 45.0-83.0
3 1998/11/28 2001/02/23     0.0-50.0 0.0-35.0
4 1900/01/02 1998/11/27     15.0-78.0 7.0-70.0