リウマトイド因子(RF)
略 称
RF
担当検査室
生化学( TEL:2494,2495 )
至急指定
可
時間外
なし
結果報告時間(普通)
2~4時間
結果報告時間(至急)
90分
検査目的
血清又は血漿中リウマチ因子の測定
臨床的意義
RAは変性したIgGのFc部分に対するIgMタイプの自己抗体である。RA(関節リウマチ)の診断、特に早期診断に際して必須の検査項目である。関節痛、関節腫張、朝のこわばりなどRAを疑う症状を有する症例では、診断の補助としてきわめて有用である。初回検査で陰性の場合は、経過中に陰転することがあるので、3か月以上の間隔をあけた再検査は有意義である。血液検査だけでRAを診断することは不可能であり、診断は臨床所見とともに画像診断など他の検査と総合的に判断しておこなう必要がある。RAの分類基準ではRFが陽性か高値陽性(カットオフ値の3倍以上)かによってスコアが異なる。
異常値所見
高値:関節リウマチ、全身性エリトマトーデス、強皮症、肝硬変、慢性肝炎
保険情報
適用あり
オーター情報
入力可
採取容器名
茶栓分離剤入り採血管
サンプルの種類
血清または血しょう、その他は参考値とする
必要量:300μL
測定日情報
毎日
その他情報
検査法履歴
2011/01/04~2016/04/30
0~10.0 IU/mL
従来法との相関
r=0.995
y=1.031x+5.313
(x:従来法) 1987/10/21~1996/9/6
・18.0 IU/mL以下
ラテックス免疫比ろう法 (BNA) 1981/06/11~1987/10/20
ラテックス凝集法(定性)
1987/10/21~1996/09/06
ラテックス免疫比ろう法 (BNA)
1996/09/07~2002/06/30
ラテックス免疫比ろう法 (BNⅡ)
・15.0 IU/mL以下
従来法(BNA)との相関
r=0.9371,n=51,y=1.1377x-27.685
(x:BNⅡ,y:BNA)
検査法(最新)
ラテックス凝集比濁法(日立LABOSPECT-008α)
2023/01/04 ~ 現 在
臨床参考値(最新)
・15.0 IU/mL以下
従来法との相関
r=0.999
y=0.97x+1.64
(x:日立LABOSPECT-008)
検査法(前回)
ラテックス凝集比濁法(日立LABOSPECT-008)
2019/07/01 ~ 2023/01/03
臨床参考値(前回)
・15.0 IU/mL以下
従来法との相関
r=0.987
y=1.034x+5.795
(x:従来法)
検査法(前々回)
ラテックス凝集比濁法(日立LABOSPECT-008)
2016/05/01 ~ 2019/06/30
臨床参考値(前々回)
・0~15.0 IU/mL
従来法との相関
r=0.987
y=1.034x+5.795
(x:従来法)
MegaOak基準値マスタ一覧
世代
開始日
終了日
開始年齢
終了年齢
基準日(男)
基準日(女)
0
2019/07/01
2099/12/31
<=15
<=15
1
2016/05/01
2019/06/30
0.0-15.0
0.0-15.0
2
2002/07/01
2016/04/30
0.0-10.0
0.0-10.0
3
1996/09/07
2002/06/30
0.0-15.0
0.0-15.0
4
1900/01/01
1996/09/06
0.0-18.0
0.0-18.0