リパ-ゼ 略　称 ﾘﾊﾟｰｾﾞ
担当検査室 生化学（ TEL:2494,2495 ） 至急指定 可
時間外 あり
結果報告時間（普通） 2～4時間 結果報告時間（至急） 90分
検査目的 血清中のリパーゼの測定
臨床的意義 膵臓の腺房細胞で合成され膵液中に分泌される消化酵素である。 腺房細胞の障害があれば、血中に逸脱し、高値を示し、腺房細胞の障害のマーカーである。
異常値所見 高値：慢性膵炎、急性膵炎、膵癌、腎不全

低値：慢性膵炎、膵切除後
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
採取容器名 茶栓分離剤入り採血管
サンプルの種類 血清、その他（穿刺液等）
＊その他（穿刺液等）の測定値は参考値とする。
必要量：300μL
測定日情報 毎日
測定に及ぼす諸因子 高齢者では腎機能の低下などにより高値を示すことがある。
その他情報 ・ 検査法履歴
　1987年12月15日～1992年7月7日UV-Rate法
　　日立7150
　1992/07/08～1998/11/27 　ジグリセリド基質法（日立7450） 　
1998/11/28～2002/01/03　ジグリセリド基質法（日立7600）
2002/01/04～2011/01/03
ジラウリル-グリセロ-グルタル酸-（メチルレゾルフィン）エステル基質法（日立7600）
15～55　IU/L
従来法（ジグリセリド基質法）との相関
　r＝0．990
　y＝0．920x＋3．950
　（x；ジグリセリド基質法）
時間外検査
　測定法はルーチンと同様（H7180)

検査法（最新） DGGMR合成基質法（日立LABOSPECT-008α) 2023/01/04　～　現　在
臨床参考値（最新） 13～55　U/L
従来法との相関
　r＝0.999
　y＝1.00x＋1.65
　（x：LABOSPECT008）
時間外検査
　日立LABOSPECT-008 タイプ1使用
検査法（前回） DGGMR合成基質法（日立LABOSPECT-008) 2018/04/02　～　2023/01/03
臨床参考値（前回） 13～55　U/L
従来法との相関
　r＝0．942
　y＝0.970x＋11.09
　（x；従来法）
時間外検査
　測定法はルーチンと同様（日立LABOSPECT-008 タイプ1)
検査法（前々回） ジグリセリド基質法（日立LABOSPECT-008) 2011/01/04　～　2018/04/01
臨床参考値（前々回） 15～55　U/L
従来法との相関
　r＝0．992
　y＝0.959x＋0.184
　（x；従来法）
時間外検査
　測定法はルーチンと同様（日立LABOSPECT-008 タイプ1)



MegaOak基準値マスタ一覧

世代 開始日 終了日 開始年齢 終了年齢 基準日（男） 基準日（女）
0 2018/04/02 9999/12/31     13-55 13-55
1 2011/01/04 2018/04/01     15-55 15-55
2 1998/11/28 2011/01/03     8-58 8-58
3 1992/07/08 1998/11/27     0-190 0-190
4 1900/01/01 1992/07/07     0-118 0-118