顆粒球エラスターゼ 略 称 エラスターゼ
担当検査室 生化学( TEL:2494,2495 ) 至急指定
時間外 あり
結果報告時間(普通) 30分 結果報告時間(至急) 30分
検査目的 切迫早産が疑われる場合の子宮頸管炎や膣炎の診断と,切迫早産の原因が絨毛羊膜炎か否かの判定。
臨床的意義 切迫早産や前期破水の原因となる絨毛羊膜炎は子宮頸管炎や膣炎が上行波及する結果発症する。
従って、絨毛羊膜炎発症以前に顆粒球エラスタ-ゼを検出し,子宮頸管炎や膣炎を判定することで,早期に適切な
抗菌的治療を施すことが可能となり,切迫早産や前期破水の予防に有用である。
また顆粒球エラスタ-ゼの測定は絨毛羊膜炎等の子宮内感染が関与する切迫早産の診断が可能となり,
抗菌的治療の必要性も含めた治療方針の決定に有用である。
異常値所見 絨毛羊膜炎,子宮頸管炎,膣炎で(+)
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
採取容器名 専用綿棒入り容器
サンプルの種類 子宮頸管粘液(滲出液)
測定日情報 毎日
検査上の注意 ・検体採取は腟部洗浄前に行う。
  1)子宮膣部の粘液を綿球で丁寧に拭いとる。
  2)綿棒を子宮頸管内腔に挿入する。
    綿棒の先が初めて接触する部分が頸管内腔であるように挿入する。
  3)綿棒をゆっくりと2回転させ、頸管粘液(滲出液)を採取する。
    綿棒1回転あたり約5秒をかけ、自然に粘液をしみ込ませるようにする。
・採取後直ちに提出。
・専用綿棒入り容器は化学免疫検査室で供給。

検査法(最新) 赤色ラテックス着色法(二抗体サンドイッチ法) モノクロ-ナル抗体使用 1998/07/01 ~ 現 在
臨床参考値(最新) (-)
2017年3月1日より結果は(+)(-)のみの報告とする。




MegaOak基準値マスタ一覧

世代 開始日 終了日 開始年齢 終了年齢 基準日(男) 基準日(女)
0 1900/01/01 9999/12/31     (-) (-)