CKアイソザイム 略 称 CKアイソザイム
担当検査室 生化学( TEL:2494,2495 ) 至急指定 不可
時間外 なし
結果報告時間(普通) 1~10日 結果報告時間(至急) -
検査目的 血清中のクレアチンキナーゼ(CK)アイソザイムの測定
臨床的意義 クレアチンキナーゼ(CK)は、エネルギー代謝に関わる酵素であり、クレアチン+ATP⇔クレアチンリン酸+ADPの反応を可逆的に触媒する。 CKはM型(骨格筋型)とB型(脳型)の2種類のサブユニットからなる二量体の酵素である。 3種類のアイソザイムがあり、電気泳動において等電点の違いにより陽極側からBB(CK1)、MB(CK2)、MM(CK3)に分離される。 BB型は脳及び平滑筋(子宮、腸管など)、MB型は心筋、MM型は骨格筋及び心筋に多く含まれている。健常人では大部分がMM型であり、MB型は心筋梗塞で明瞭に増加する。BB型の増加は稀であるが、脳損傷や悪性腫瘍(胃、前立腺、肺など)で増加することが多く、新生児仮死でもBBの上昇がみられる。また、種々の悪性腫瘍では、CK-BB、免疫グロブリンと結合したマクロCK、ミトコンドリアCKが血中に出現することも報告されており、腫瘍マーカーとしての有用性が指摘されている。このほか脂質と結合したCKが報告されている。
異常値所見 <陽性を示す疾患> CK-MB : 心筋梗塞、開心術後、筋ジストロフィー
CK-BB : 急性脳損傷、新生児仮死、悪性腫瘍
CK-MM : 横紋筋融解症、多発性筋炎、皮膚筋炎
ミトコンドリアCK : ミトコンドリア由来のCK
マクロCK : 免疫グロブリンなどが結合したCK
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
採取容器名 茶栓分離剤入り採血管
サンプルの種類 血清
*その他穿刺液等の測定値は参考値とする。
必要量: 200μL
測定日情報 不定期
測定に及ぼす諸因子 CKは不安定な酵素で,特にMB,BBは室温で 急激に活性が低下するので注意を要する。

検査法(最新) アガロースゲル電気泳動法 2015/02/01 ~ 現 在
臨床参考値(最新) MM:95.8~100.0%
MB:0.0~2.7%
BB:0.0~1.8%

MM:y=1.011x-7.207
MB:y=0.974x+1.099
BB:y=1.056x-1.643
(x:タイタンリポ膜  y=アガロ-ス)
検査法(前回) タイタンリポ膜電気泳動法、タイタンS CK試薬、クイックスキャン 2011/09/01 ~ 2015/01/31
臨床参考値(前回) 成人:  MM:100%
検査法(前々回) タイタンリポ膜電気泳動法、タイタンS CK試薬、クリニスキャン2 2008/08/01 ~ 2011/08/31
臨床参考値(前々回) 成人:  MM:100%