PIVKA-Ⅱ |
略 称 |
PIVKA-2 |
担当検査室 |
生化学( TEL:2494,2495 ) |
至急指定 |
可 |
時間外 |
なし |
結果報告時間(普通) |
1~2日 |
結果報告時間(至急) |
120分 |
検査目的 |
血清中の異常プロトロンビン(PIVKA-Ⅱ)の測定 |
臨床的意義 |
PIVKA-Ⅱは、血液凝固因子の第Ⅱ因子のPIVKA体であり、肝細胞癌で特異的に上昇する。AFPとは
相関が無く相補的なマーカーで肝細胞癌の診断および治療効果判定マーカーとして測定されており
さらに、再発の補助診断として、有用性が認められている。よって、画像診断などと合わせ肝細胞癌の
補助診断に使用される。 |
異常値所見 |
高値:ビタミンK欠乏症,肝細胞癌 |
保険情報 |
適用あり |
オーター情報 |
入力可 |
採取容器名 |
茶栓分離剤入り採血管 |
サンプルの種類 |
血清
*その他の材料の測定値は参考値とする。
サンプリング量;290μL |
測定日情報 |
毎日測定 |
患者準備,採取・提出上の注意 |
茶栓採血管・・・サプライセンター |
測定に及ぼす諸因子 |
・ビタミンK剤投与患者ではPIVKA-Ⅱ濃度が減少することがある。
・ビタミンK拮抗剤(ワーファリン等)および抗生物質の投与によりPIVKA-Ⅱ濃度が上昇す
ることがある。 |
検体保存情報 |
-20℃以下で凍結保存する。
検体の安定性;冷蔵で5日、冷凍で1ヵ月間 |
その他情報 |
・検査法履歴
1989年4月~LA法
1995年2月1日~EIA 高感度法
1998年5月16日~2001年6月30日 EIA法
2001年7月1日~2005年6月30日 ECLIA法 |