| プロゲステロン |
略 称 |
ﾌﾟﾛｹﾞｽﾃﾛﾝ,PROG |
| 担当検査室 |
生化学（ TEL:2494,2495 ） |
至急指定 |
不可 |
| 時間外 |
なし |
| 結果報告時間（普通） |
2～4時間 |
結果報告時間（至急） |
120分 |
| 検査目的 |
化学発光免疫測定法(CLIA法）を用いた血清又は血漿中のプロゲステロンの測定。
測定結果は、臨床上の疾病等の診断補助に使用される。 |
| 臨床的意義 |
プロゲステロンはプレグネノロンを前駆物質として生合成される。
女性では主に卵巣の黄体および胎盤から、男性では主に副腎皮質から産生される。
また、分泌ホルモンの意義だけでなく、エストロゲン、アンドロゲン、コルチゾールなどの生合成過程における重要な中間代謝物質である。
胎盤より産生されるため、以前は胎盤機能検査の一つとして用いられていたが、最近は不妊領域や妊娠初期に測定することが多い。 |
| 異常値所見 |
低値：排卵障害、黄体機能不全、流産、胎盤、機能不全など
高値：先天性副腎過形成、Cushing症候群、副腎性器症候群など
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| 保険情報 |
適用あり |
| オーター情報 |
入力可 |
| 採取容器名 |
茶栓分離剤入り採血管 |
| サンプルの種類 |
血清、血漿、その他
ただし、髄液、胸水、腹水、尿、その他穿刺液等の測定値は参考値とする。
必要量：450μL |
| 測定日情報 |
毎日 |
| その他情報 |
・検査法履歴
・1996/04/01～2001/03/02
EIA蛍光法（AIA-600）
0～6.15ng/mLの時
n＝33
r＝0.927
y＝1.079x＋0.487
6.16～30.21ng/mLの時
n＝58
r＝0.940
y＝0.812x＋2.128
30.22ng/mL以上
n＝84
・2001/03/03～2003/04/18 CLIA(アーキテクト）
・女性（非妊婦）
卵胞期 0.3ng/mL以下
黄体期 1.2～15.9ng/mL
・閉経女性 0.2ng/mL以下
・男性 0.2ng/mL以下
n＝26
r＝0.988
y＝0.608x＋0.753
＊x；0.14～39.39ng/mLの結果（x；AIA600）
※換算値との相関式
n＝26
r＝0.986
y＝0.693x＋0.139
x；AIA600換算値）
・2003/04/19～2005/07/31
FEIA(アキシム）
・女性（非妊婦）
卵胞期 0.27～2.61 ng/mL以下
黄体期 3.28～38.63 ng/mL
・閉経女性 0.82 ng/mL以下
・男性 3.37 ng/mL以下
n＝26
r＝0.997
y＝1.101x＋0.3456
＊x；0.12～160.92ng/mLの結果（x；ｱｰｷﾃｸﾄ）
※換算値との相関式
n＝26
r＝0.999
y＝1.000x＋0.032
x；ｱｰｷﾃｸﾄ換算値）
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