尿グルコース定量 略 称 尿糖
担当検査室 生化学( TEL:2494,2495 ) 至急指定
時間外 なし
結果報告時間(普通) 2~4時間 結果報告時間(至急) 90分
検査目的 尿中のグルコースの測定
臨床的意義 腎臓では、糸球体で濾過されたグルコースのほとんどは、近位尿細管で再吸収される。このとき、健常人の糖排泄の閾値はおよそ血糖160~180 mg/dLである。健常人の血糖値は、食後でも140 mg/dL以下の為、通常は尿糖陽性にはならない。従って、尿糖が陽性の場合は高血糖状態にあることを反映する。
異常値所見 高値:糖尿病、内分泌疾患等による二次性糖尿病、腎性糖尿病、食餌性糖尿病など
低値:尿路感染症
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
採取容器名 白栓スピッツ
サンプルの種類 尿

サンプリング量;200μL
測定日情報 ・毎日測定
検査上の注意 ・24時間蓄尿,随時尿 10mL採尿
その他情報 ・検査法履歴
1990/04/26~1998/07/03
 GOD電極法(グルコローダーMKⅡ)
 随時尿:0.01~0.03g/dL
 24時間尿:0.03~0.30g/日以下
1998/07/04~2003/08/03
 GOD電極法(グルコローダーNX)
  随時尿:0.01~0.03g/dL
  24時間尿:0.03~0.30g/日以下

検査法(最新) ヘキソキナ-ゼ・G-6-PDH法(LABOSPECT006) 2019/07/01 ~ 現 在
臨床参考値(最新) 24時間尿:40~85 mg/日
検査法(前回) ヘキソキナーゼ法(LABOSPECT006) 2017/01/14 ~ 2019/06/30
臨床参考値(前回) 随時尿:0.01~0.03g/dL
24時間尿:0.03~0.30g/日以下
 n=20
 r=1.00
 y=0.986x
(x:従来法)
検査法(前々回) へキソキナーゼ法(DM-JACKⅡ) 2003/08/04 ~ 2017/01/13
臨床参考値(前々回) 随時尿:0.01~0.03g/dL
24時間尿:0.03~0.30g/日以下
これ以前はその他の情報を参照