N-アセチルグルコサミニダーゼ(NAG)(尿) 略 称 NAG/C
担当検査室 生化学( TEL:2494,2495 ) 至急指定
時間外 なし
結果報告時間(普通) 3~4時間 結果報告時間(至急) 90分
検査目的 尿中N -アセチル-β-D-グルコサミニダーゼ(NAG)の測定
臨床的意義 尿中N-アセチルグルコサミニダーゼ(NAG)は、腎の近位尿細管、前立腺に高濃度に局在するリソソーム酵素である。尿中のNAG排泄増加は尿細管障害の可能性を示す。
・尿は,日内変動が認められ,早朝~昼間に高値で,夜間~深夜に低値となる。
異常値所見 高値:尿細管障害
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
採取容器名 白栓スピッツ
サンプルの種類 尿、その他の測定値は参考値とする。
必要量:300μL
検査上の注意 ・尿のpH4.0以下、pH8.0以上ではNAG活性値は失活する。
・尿は,日内変動が認められ,早朝~昼間に高値で,夜間~深夜に低値となる。
・24時間蓄尿する場合は冷暗所で保存。
その他情報 ・検査法履歴
 1998/11/28~2011/01/03
合成基質法(日立7600)
1.0~11.0IU/L
0.0~6.0IU/gクレアチニン
従来法(MCP-NAG法)
r=0.9944
y=1.02x-0.902
(x:従来法)





2011/01/04~2015/03/01
合成基質法(日立LABOSPECT-008
合成基質法(日立LABOSPECT-008
0.0~6.0IU/gクレアチニン
従来法
 r=0.999
 y=1.009x+0.078
 (x:従来法)

検査法(最新) 酵素法(MPT-NAG法)(日立LABOSPECT-008α) 2023/01/04 ~ 現 在
臨床参考値(最新) 11.5IU/L以下
5.6IU/gクレアチニン以下
従来法
 r=1.000
 y=1.00x+0.11
 (x:従来法)
検査法(前回) 酵素法(MPT-NAG法)(日立LABOSPECT-008) 2019/07/01 ~ 2023/01/03
臨床参考値(前回) 11.5IU/L以下
5.6IU/gクレアチニン以下
従来法
 r=0.9950
 y=1.288x-0.303
 (x:従来法)
検査法(前々回) 酵素法(MPT-NAG法)(日立LABOSPECT-008) 2015/03/02 ~ 2019/06/30
臨床参考値(前々回) 0.0~11.5IU/L
0.0~5.6IU/gクレアチニン
従来法
 r=0.9950
 y=1.288x-0.303
 (x:従来法)
これ以前の検査法、臨床参考値はその他情報へ。




MegaOak基準値マスタ一覧

世代 開始日 終了日 開始年齢 終了年齢 基準日(男) 基準日(女)
0 2019/07/01 2099/12/31     <=5.6 <=5.6
1 2015/03/02 2019/06/30     0.0-5.6 0.0-5.6
2 1998/11/28 2015/03/01     0.0-6.0 0.0-6.0
3 1900/01/02 1998/11/27     0.0-5.2 0.0-5.2