アルブミン非結合性ビリルビン |
略 称 |
UB |
担当検査室 |
生化学( TEL:2494,2495 ) |
至急指定 |
可 |
時間外 |
なし |
結果報告時間(普通) |
2~4時間 |
結果報告時間(至急) |
90分 |
検査目的 |
血清中のアルブミン非結合性ビリルビン(アンバウンドビリルビン)の測定 |
臨床的意義 |
血清アルブミン非結合型ビリルビン(アンバウンドビリルビン:Unbound Bilirubin)は、比較的微量であるが、血液脳関門を容易に通過し神経組織に結合して毒性を示す。このことにより、核黄疸発症の予知及び交換輸血等の治療後の経過観察において有用な指標の1つである。 |
異常値所見 |
高値: 核黄疸 |
保険情報 |
適用あり |
オーター情報 |
入力可 |
採取容器名 |
採取容器なし(表示あり) |
サンプルの種類 |
新鮮な血清を用いる。
必要量:40μL |
患者準備,採取・提出上の注意 |
・溶血していた場合、必要に応じて再採血の依頼をする |
その他情報 |
アルブミン非結合性ビリルビンは、総ビリルビンの上昇とともに高値を示す傾向があり、未熟児の値は成熟児の値に比べて高値を示す。また、交換輸血により著明に減少する。 |