末梢血液像測定 |
略 称 |
DIFF |
担当検査室 |
血液( TEL:2425,2751 ) |
至急指定 |
可 |
時間外 |
あり |
結果報告時間(普通) |
1時間~1日 |
結果報告時間(至急) |
1時間~2時間 |
検査目的 |
末梢血液像の測定。 |
臨床的意義 |
白血球分類は血液疾患のみならず疾患特異性はないものの、ほかの疾患の診断、治療効果判定の総合判断の補助手段の1つとして利用される。
白血球は種々の種類がありそれぞれの機能が異なるため病態の変化に伴い出現してくる種類も異なる。したがって白血球分類は病態を把握するには重要な検査である。白血球分類は百分率での評価ではそれぞれの白血球の正確な増減は評価できないので必ず絶対数による評価を行うことが肝要である。 |
異常値所見 |
<上昇する疾患・病態>
好中球数増加
細菌感染症、外傷悪性腫瘍、副腎皮質ホルモン投与、血液疾患
好酸球増加
アレルギー、寄生虫・原虫疾患、血液疾患
好塩基球増加
血液疾患(慢性骨髄性白血病など)
単球数増加
感染症、膠原病、血液疾患
リンパ球数増加
感染症、血液疾患
<減少する疾患・病態>
好中球数減少
感染症、SLE、血液疾患
リンパ球数減少
副腎皮質ホルモン投与、悪性リンパ腫、免疫不全症 |
保険情報 |
適用あり |
オーター情報 |
入力可 |
採取容器名 |
紫栓EDTA2K入り採血管 |
サンプルの種類 |
EDTA-2K
体腔液
採血量:0.5~2.0mL |
患者準備,採取・提出上の注意 |
凝固していた場合、必要に応じて再採血の依頼をする。 |