白血球数 略 称 WBC
担当検査室 血液( TEL:2425,2751 ) 至急指定
時間外 あり
結果報告時間(普通) 2~3時間 結果報告時間(至急) 30~1時間
検査目的 白血球数の測定。
臨床的意義 <臨床的意義>

1)白血球増加
 骨髄での造血の亢進、停滞プールから循環プールへの動員が推測される。
 ①感染症:肺炎、敗血症などの重篤な細菌感染症
 ②炎症性疾患:急性心筋梗塞を含む梗塞性疾患、急性虫垂炎、リウマチ熱など
 ③造血器腫瘍:骨髄増殖性疾患、各種の急性、慢性白血病など
 ④悪性腫瘍:コロニー刺激因子産生腫瘍など
 ⑤その他:精神的ストレス(熱症、骨折など)、G-CSF・副腎皮質ステロイド投与時など

2)白血球減少
 再生不良性貧血、果粒球減少症、MDS、PNH、悪性腫瘍の骨髄転移、SLE、薬剤性、脾機能亢進症、免疫不全症、ウイルス感染症、腸チフスなど
<生理的変動>
 運動、食事、精神的ストレス、寒冷暴露などの生理的条件によって変動が大きく、これらの場合は増加傾向を示す。
<評価基準>
 新生児では、生下時では2万前後、以後急激に減少し、1歳未満は成人よりもやや高値、老人はやや低値を示す。
 各種疾患で増減するが臨床的にはむしろは血球の種類ごとの増減に着目することが重要である。
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
採取容器名 紫栓EDTA2K入り採血管
サンプルの種類 EDTA-2K加血液
体腔液

採血量:0.5~2.0mL
患者準備,採取・提出上の注意 凝固していた場合、必要に応じて再採血の依頼をする。

検査法(最新) 電気抵抗法 2016/10/01 ~ 現 在
臨床参考値(最新) 2016/10/01より共用基準範囲に変更
3.3~8.6×10^3/μL
検査法(前回) 電気抵抗法  ~ 2016/09/30
臨床参考値(前回) 3.0~9.0×10^3/μL




MegaOak基準値マスタ一覧

世代 開始日 終了日 開始年齢 終了年齢 基準日(男) 基準日(女)
0 2016/10/01 9999/12/31     3.3-8.6 3.3-8.6
1 1900/01/01 2016/09/30     3.0-9.0 3.0-9.0