| クロスミキシング試験 |
略 称 |
クロスミキシング |
| 担当検査室 |
血液（ TEL:2425,2751 ） |
至急指定 |
不可 |
| 時間外 |
なし |
| 結果報告時間（普通） |
1日～1週間 |
結果報告時間（至急） |
- |
| 検査目的 |
主に、APTT延長病態の鑑別診断のために行う検査。 |
| 臨床的意義 |
被検血漿と健常人血漿の混合血漿を用いてAPTTを測定。混合直後に凝固時間を測定する「即時反応」と混合血漿を2時間37℃でインキュベーション後に測定する「遅延反応」があり、縦軸にAPTT測定値、横軸に血漿混合比(%)としてグラフを作成し視覚的に判定。 |
| 異常値所見 |
＜典型例＞
・即時、遅延ともに下に凸
⇒凝固因子欠損
・遅延反応で上に凸
⇒凝固因子インヒビター
・即時、遅延共に上に凸
⇒LA陽性 |
| 保険情報 |
適用あり |
| オーター情報 |
入力可 |
| 採取容器名 |
黒栓クエン酸Na入り採血管 |
| サンプルの種類 |
クエン酸血漿
採取量:ネオチューブPET（ニプロ）の場合、採血量：3.6mL
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| 患者準備，採取･提出上の注意 |
※黒栓採血管２本採取
採血に時間がかかると凝固因子の活性および濃度の変化をもたらすため、注意を要する。
不安定な凝固因子もあるため、採血後、検体はただちに提出してもらう。
採取量厳守
凝固していた場合、必要に応じて再採血の依頼をする。
※結果急ぐ場合は電話連絡。 |