蛋白定性(尿) |
略 称 |
U蛋白 |
担当検査室 |
一般検査( TEL:2493,2616 ) |
至急指定 |
可 |
時間外 |
あり |
結果報告時間(普通) |
60分 |
結果報告時間(至急) |
30分 |
検査目的 |
病態を推測するためのスクリーニング |
臨床的意義 |
腎疾患の早期発見、治療経過観察、予後の推定、泌尿器・尿路の異常の発見 |
異常値所見 |
陽性:低分子蛋白が増加した状態、多発性骨髄腫など
糸球体腎炎など各種腎炎、ネフローゼ症候群など
尿管・膀胱・尿道の炎症・結石・腫瘍など |
保険情報 |
適用あり |
オーター情報 |
入力可 |
採取容器名 |
白栓スピッツ |
サンプルの種類 |
随時尿、早朝尿、カテーテル尿<BR>
必要量:2mL(尿沈渣がある場合は12mL) |
患者準備,採取・提出上の注意 |
早朝尿の指示のある場合は、起床第1尿を採取する
量不足の場合は採り直しが必要となる |
測定に及ぼす諸因子 |
偽陰性化:pH3以下の酸性尿
偽陽性化:大量のヘモグロビン尿、造影剤、高分子物質、第4級アンモニウム化合物を含有する消毒剤
pH8以上のアルカリ尿、高濃縮尿
※pH8.0以上かつ蛋白定性(±)以上の場合は、確認試験(スルホサリチル酸法)を実施し、偽陽性を回避 |
検体保存情報 |
保存不可 |
その他情報 |
過度の運動、精神的ストレス、多量の肉食、熱い湯での入浴後、月経全などで一過性に微量の蛋白質が排泄されることがある |