尿アルブミンクレアチニン補正(定性) 略 称 尿アルブミン/Cr
担当検査室 一般検査( TEL:2493,2616 ) 至急指定
時間外 あり
結果報告時間(普通) 60分 結果報告時間(至急) 30分
検査目的 病態を推測するためのスクリーニング
臨床的意義 尿の濃縮や希釈の影響がないため腎疾患のスクリーニング、1日の尿中アルブミン量の推定が可能
異常値所見 高値:急性・慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症、腎盂腎炎、膠原病、全身性血管炎、アミロイドーシス、高血圧症
保険情報 あり
採取容器名 白栓スピッツ
サンプルの種類 尿
必要量:2mL(尿沈渣がある場合は12mL)
患者準備,採取・提出上の注意 早朝尿の指示のある場合は、起床第1尿を採取する。 量不足の場合は採り直しが必要となる。
測定に及ぼす諸因子 偽陰性化:pH3以下の酸性尿
偽陽性化:pH8以上のアルカリ尿、高濃縮尿、大量のヘモグロビン、造影剤、高分子物質、第4級アンモニウム化合物を含有する消毒剤
検体保存情報 保存不可
その他情報 希釈尿やpH8.0以上のアルカリ尿の場合は、判定不能になることがある

検査法(最新) 試験紙法(アルブミン:指示薬の蛋白誤差法、クレアチニン:Benedict-Behre法) 2020/07/01 ~ 現 在
臨床参考値(最新) 定性値:(―)  半定量値<30mg/g・cr
臨床検査法提要(改訂第34版)に準ずる
半定量値の参考値
(1+)30:30~79mg/g・cr
(1+)80:80~149mg/g・cr
(1+)150:150~299mg/g・cr
(2+)>=300:300~mg/g・cr
測定機器:US-3500, US3100R plus