ヘモジデリン |
略 称 |
HEMSD |
担当検査室 |
一般検査( TEL:2493,2616 ) |
至急指定 |
可 |
時間外 |
なし |
結果報告時間(普通) |
当日中 |
結果報告時間(至急) |
60分 |
検査目的 |
尿中のヘモジデリンを検出することで血管内溶血の有無を確認する。 |
臨床的意義 |
血管内溶血が起こると放出されたヘモグロビンは血中のハプトグロビンと結合し、網内系で処理される。ハプトグロビンの結合能を上回るとヘモグロビンは糸球体から濾過される。溶血の程度が弱いとヘモグロビンは近位尿細管で再吸収され、尿細管上皮細胞内で変化してヘモジデリンとなる。尿中にヘモジデリン顆粒やヘモジデリン顆粒を含有した尿細管上皮細胞が認められる。 |
異常値所見 |
陽性:溶血性貧血,悪性貧血,ヘモクロマトーシス,発作性夜間ヘモグロビン尿症,大量輸血後,人口弁置換後など |
保険情報 |
適用あり |
オーター情報 |
入力可 |
採取容器名 |
白栓スピッツ |
サンプルの種類 |
尿
必要量:10mL程度 |
患者準備,採取・提出上の注意 |
量不足の場合は採り直しが必要となる |