蛋白定量(髄液) 略 称 L蛋白
担当検査室 生化学( TEL:2494,2495 ) 至急指定
時間外 なし
結果報告時間(普通) 2~4時間 結果報告時間(至急) 90分
検査目的
  • 髄腋中総蛋白の測定
  • 臨床的意義 髄腋中の蛋白濃度は血中蛋白の1/300~1/200と微量であり、アルブミン/グロブリン比は8:2とされている。髄液蛋白量の増加は、感染・炎症による髄膜や組織内血管からの蛋白透過性亢進、脳血管障害によるくも膜下腔への出血、くも膜下腔閉塞による蛋白透過性亢進・吸収低下、脱髄、壊死、腫瘍など神経組織の破壊に伴う反応性の蛋白生成亢進などによるものである。
    保険情報 適用あり
    オーター情報 入力可
    採取容器名 緑栓スピッツ(滅菌スピッツ)
    測定日情報 随時測定
    検査上の注意 採取後すぐ提出
    その他情報
  • 蛋白量は穿刺部位により異なる(脳室穿刺による蛋白量は,腰椎穿刺に比較して30%ほど低値になる)。
  • 新生児や小児は高い値を示すが,年齢により基準値が変動する。
  • 1987/09/01~1995/10/01 クマシーブリリアント・ブルー法(CBB法)用手法
    1995/10/02~2000/09/09
    ピロガロールレッド モリブデン錯体発色法(P-R法)用手法
    10~40mg/dl

    検査法(最新) ピロガロールレッド法(日立LABOSPECT008α-化学) 2023/01/04 ~ 現 在
    臨床参考値(最新) 10~40mg/dl
    従来法との相関
    r=0.999
    y=0.99x+0.00
    x:LABOSPECT008,y:LABOSPECT008α
    ・時間外検査はLABOSPECT008で測定
    測定法はルーチンと同様
    検査法(前回) ピロガロールレッド法(日立LABOSPECT-008-化学) 2011/01/04 ~ 2023/01/03
    臨床参考値(前回) 10~40mg/dl
    従来法との相関
    r=0.999
    y=1.044x+1.507
    x:従来法
    ・時間外検査
     測定法はルーチンと同様(日立LABOSPECT-008 タイプ1)
    検査法(前々回) ピロガロールレッド モリブデン錯体発色(P-R)法(H7600-化学) 2000/09/10 ~ 2011/01/03
    臨床参考値(前々回) 10~40mg/dl
    ・時間外検査
     測定法はルーチンと同様(H7180)




    MegaOak基準値マスタ一覧

    世代 開始日 終了日 開始年齢 終了年齢 基準日(男) 基準日(女)
    0 1900/01/01 9999/12/31     10-40 10-40