浸透圧(濃縮試験) 略 称 濃縮試験
担当検査室 一般検査( TEL:2493,2616 ) 至急指定
時間外 なし
結果報告時間(普通) 2時間 結果報告時間(至急) 60分
検査目的 遠位尿細管の再吸収能力を知る。
臨床的意義 被検者を脱水状態にすることにより、内因性ADH分泌を最大限刺激し、尿濃縮力障害がない かどうかを調べる検査である。
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
採取容器名 白栓スピッツ
サンプルの種類 尿
サンプリング量:230μL(最低必要量:200μL)
測定日情報 随時測定
検査上の注意 方法
 1)前日の夕食以後、検査終了までは絶飲食とする。
 2)前日の就寝前に排尿する。
 3)夜間排尿は捨てる。蓄尿中の場合は蓄尿する。
 4)起床と同時に第1尿をコップに採尿する。
 5)その1時間後に第2尿をコップに採尿する。
 6)さらに1時間後に第3尿をコップに採尿する。
 7)各採尿後、よく攪拌してスピッツに10mL入れる。
注意事項
 1)時間毎の排尿は、その都度全部排尿し、膀胱内を空にしておく。
 2)採尿コップは新しいものを使用する。
 3)食事は検査後に摂取する。
 4)起床後から2回目の検査が終了するまでは、採尿時以外は臥床する。
5)採取時刻は正確に行い,不備や時刻がずれた場合は連絡メモを提出する。
その他情報 mOsm/LはmOsm/kg・H2O とほぼ一致する。

検査法(最新) 氷点降下法 2011/09/01 ~ 現 在
臨床参考値(最新) 第1,2,3尿のうち,いずれか1つが 浸透圧850mOsm/L以上
測定機器:OM6060
検査法(前回) 氷点降下法  ~ 2011/08/31
臨床参考値(前回) 第1,2,3尿のうち,いずれか1つが 浸透圧850mOsm/L以上
測定機器:OM6050