細胞質内免疫グロブリン 略 称 ナイIG
担当検査室 血液( TEL:2425,2751 ) 至急指定 不可
時間外 なし
結果報告時間(普通) 1日~3日 結果報告時間(至急) -
検査目的 細胞質内免疫グロブリンのモノクロナリティの証明
臨床的意義 主に形質細胞の細胞質内にある免疫グロブ リンをそのクラス別(H鎖・・γ,α,μ ,δ L鎖・・κ,λ)の同定を行い,モ ノクロナリティの証明により,腫瘍性増殖 の指標とする。多発性骨髄腫では,血清中 のM蛋白と,細胞質内に認められる免疫グ ロブリンクラスが一致する。
異常値所見 (高値)
骨髄腫,原発性マクログロブリン血症
保険情報 適用なし
オーター情報 入力可
サンプルの種類 末梢血・骨髄血はEDTA-2K(顆粒) またはヘパリンを用い凝固が阻止された全血検体
リンパ節、組織は生食またはRPMI溶液に浮遊した検体
体腔液、髄液、肺胞洗浄液

採取量
   末梢血・骨髄血 1mL以上(最低必要量は細胞数に依存する)
   リンパ節・組織 1個以上
   体腔液、髄液、肺胞洗浄液 1mL以上(最低必要量は細胞数に依存する)
測定日情報 随時測定
検査上の注意 ・末梢血,骨髄血・・・ヘパリン処理した注射筒に採取してそのまま提出。
・不明な場合細胞免疫(内線2751)まで問い合わせて下さい。
測定に及ぼす諸因子 腫瘍細胞の回収率が低いと,満足なデータが得られないことがある。

検査法(最新) 蛍光抗体直接法 1984/01/04 ~ 現 在
臨床参考値(最新)