HCV抗体(第2世代) 略 称 HCVAb2nd
担当検査室 免疫血清( TEL:2497 ) 至急指定
時間外 なし
結果報告時間(普通) 2~4時間 結果報告時間(至急) 120分
検査目的 血清または血漿中のC型肝炎ウイルス(HCV)関連抗体の検出。
測定結果は、C型肝炎ウイルス感染の診断の補助等に使用される。
臨床的意義 HCV 抗体はHCV 感染者で広く陽性となるので,そのスクリーニングに適し,さらにC 型急性および慢性肝炎の診断にも用いられる。
ただし,過去の感染でも陽性(低抗体価)となるので,最終的にはHCV RNA 測定による確認が必要である。
HCV抗体(第2 世代)とHCV(第3 世代)では基本的に性能の差はないが、HCV抗体(第3 世代)は抗体価によりウイルス血症の有無を予測できる。
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
採取容器名 茶栓分離剤入り採血管
サンプルの種類 血清
必要量:450μL
測定日情報 毎日
その他情報 ・1998/07/01~2003/08/03
蛍光EIA法(AxSYM HCV2)
・FEIA
・陰性0.9以下,陽性1.0以上
 n=59,r=0.471
 y=7.058x-1620.790
 (x=新法,0.3~1750の範囲)
・2003/08/04~2013/09/01
・CLIA法
・陰性0.9以下,陽性1.0以上
・1.0以上はFEIA法(AxSYM))

検査法(最新) CLIA法(Alinity i) 2022/05/06 ~ 現 在
臨床参考値(最新) ・CLIA法
・<1.00:陰性、≧1.00:陽性

・HCV抗体(第2)で陽性の場合は、HCV抗体(第3世代)を測定し、報告する。
測定機器:HCV抗体(第2世代)はAlinity i(報告単位:S/CO), HCV抗体(第3世代)はルミパルスG1200(報告単位:C.O.I)
・ルミパルスG1200の測定法はCLEIA法

アーキテクトi2000SR(x)とAlinity i(y)の相関性
n=53
y = 0.87x +0.12
r= 0.993
x:アーキテクトi2000SR y:Alinity i

時間外検査では2019/5/21~Alinityでの測定開始
検査法(前回) CLIA法(アーキテクトi2000SR) 2017/01/03 ~ 2022/05/05
臨床参考値(前回) ・CLIA法
・<1.00:陰性、≧1.00:陽性
 r=0.994
 y=1.09x+0.15
 (x:アーキテクトi2000)

時間外検査ではAlinityを使用(2019/5/21~)
アーキテクトi2000SR(x)とAlinity(y)の相関性
n=53
y = 0.87x +0.12
r= 0.993
x:アーキテクトi2000SR y:Alinity

・HCV抗体(第2)で陽性の場合は、HCV抗体(第3世代)を測定し、報告する。
測定機器:HCV抗体(第2世代)はARCHITECTi2000SR(報告単位:S/CO), HCV抗体(第3世代)はルミパルスG1200(報告単位:C.O.I)
・ルミパルスG1200の測定法はCLEIA法
検査法(前々回) CLIA法(アーキテクトi2000) 2012/09/01 ~ 2017/01/02
臨床参考値(前々回) ・CLIA法
・陰性0.9 以下,陽性1.0 以上
・アーキテクトi2000で1.0以上はCLEIA法(ルミパルスG1200)で測定
これより以前はその他の情報を参照




MegaOak基準値マスタ一覧

世代 開始日 終了日 開始年齢 終了年齢 基準日(男) 基準日(女)
0 2018/08/01 2099/12/31     <1.00 <1.00
1 2017/01/03 2018/07/31     0.0-0.9 0.0-0.9
2 1900/01/02 2017/01/02     0.0-0.9 0.0-0.9