冷水顔付け負荷試験 略 称 顔付け負荷
担当検査室 呼吸生理検査室(心電図)( TEL:2234 ) 至急指定
時間外 なし
結果報告時間(普通) 20分~40分 結果報告時間(至急) 20分~40分
検査目的 迷走神経を刺激し、水中運動の潜水で誘発される不整脈のスクリーニングやQT延長症候群の評価、そのほかの徐脈性、頻脈性の評価を行う。
異常値所見 基準範囲
心拍数 : 60~100bpm
P波 幅: 0.06~0.11s P波高さ:0.25mV
PQ(PR)時間 : 0.12~0.20s
QRS波 : 0.04~0.10s
QT : 0.35~0.46s
QTc: ≦0.44(成人男性 )≦0.46(成人女性)
T波 : 0.10~0.25s 0.5mV(四肢)1.0mV(胸部)
U波 : 0.16~0.25s 高さ0.05mV(四肢)0.1mV(胸部)
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
冷水顔付け負荷試験
サンプルの種類 患者(心臓)
測定日情報 月曜日から金曜日8時30分から17時15分(病院営業日に準ずる)
患者準備,採取・提出上の注意 ・可能なら脱衣し易い服装で来院して頂く。
・ストッキングは、できるだけ控えて頂く。
・可能な範囲で下着は、薄手か前開きのものにして頂く。
(受入不可の基準)
・体動が激しく検査に協力頂けない場合
・MRSA等感染症患者は原則最後に呼び出しを行う。ただし、病棟および検査室の状況によっては適宜判断しこの限りではない。(待合患者との接触を極力さけるため要相談)
検査上の注意 顔がぬれるのでタオルを用意しておく(検査室側)。
測定に及ぼす諸因子 ① 交流障害
② 筋電図の混入
③ 体動、呼吸による基線の揺れ