下肢表在静脈超音波検査 |
略 称 |
下肢表在静脈 |
担当検査室 |
カテ生理検査室(Cardiovascular Lab)( TEL:3408 ) |
至急指定 |
可 |
時間外 |
なし |
結果報告時間(普通) |
40分~80分 |
結果報告時間(至急) |
40分~80分 |
検査目的 |
下肢静脈瘤の診断、冠動脈大動脈バイパス術や大腿動脈バイパス術などで使用するグラフトの評価、血管内焼灼術後のendovenous heat-induced thrombus(EHIT)の評価に用いる。
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臨床的意義 |
①下肢静脈瘤の診断
②冠動脈大動脈バイパス術や大腿動脈バイパス術などで使用するグラフトの評価
③血管内焼灼術後のendovenous heat-induced thrombus(EHIT)の評価 |
異常値所見 |
①.静脈拡張基準
大伏在静脈 8mm以上(合流部)、5mm以上(大腿部)、4mm以上(下腿部)
小伏在静脈 4mm以上(合流部)、 4mm以上(下腿部)
②逆流時間 0.5秒以上を有意逆流
③EHITの評価
Class1:血栓が大伏在静脈内に留まっている場合
Class2:血栓がSFJを越えて深部静脈内まで伸展しているが,短軸像で深部静脈径の50%以内に留まっている場合
Class3:血栓が短軸像で深部静脈径の50%以上仲展している場合
Class4:血栓が深部静脈を完全に閉塞している場合
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保険情報 |
適応あり |
オーター情報 |
入力可 |
サンプルの種類 |
患者(下肢静脈) |
測定日情報 |
月曜日から金曜日8時30分から17時15分(病院営業日に準ずる) |
患者準備,採取・提出上の注意 |
(受入不可の基準)
・体動が激しく検査に協力頂けない場合。
・外せない包帯や固定具などがある場合。
・暴言・暴力など検査者に危険がおよぶ場合。
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測定に及ぼす諸因子 |
・体型:肥満、下腿浮腫などで描出不良
・体位困難(足関節屈伸不可)
・傷・潰瘍形成などで描出不良 |