腎動脈超音波検査 |
略 称 |
腎動脈 |
担当検査室 |
心臓生理検査室(心エコー)( TEL:6135 ) |
至急指定 |
可 |
時間外 |
なし |
結果報告時間(普通) |
40分~80分 |
結果報告時間(至急) |
40分~80分 |
検査目的 |
腎動脈狭窄症の発見だけでなく、腎実質の形態や腎内血流から腎障害の程度の評価に用いる。 |
臨床的意義 |
腎動脈狭窄、腎動脈瘤、腎動脈解離などがあり、腎動脈狭窄の原因疾患(動脈硬化性、繊維筋異形成、高安病、大動脈周囲炎)や慢性腎不全、移植腎の機能評価などにも応用される。 |
異常値所見 |
計測指標
Acceleration time <70msec
RAR(腎動脈PSV/大動脈PSV) <3.5
Peak systolic velocity <180cm/s
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保険情報 |
適応あり |
オーター情報 |
入力可 |
サンプルの種類 |
患者(腎動脈、腎臓、腹部大動脈) |
測定日情報 |
月曜日から金曜日8時30分から17時15分(病院営業日に準ずる) |
患者準備,採取・提出上の注意 |
原則として3時間以上の絶食が望ましい。
可能なら脱衣し易い服装で来院して頂く。
可能な範囲で下着は、薄手か前開きのものにして頂く。
(受入不可の基準)
体動が激しく検査に協力頂けない場合。
傷がありプローブの圧着が困難な場合。
外せない包帯や固定具などがある場合。
暴言・暴力など検査者に危険がおよぶ場合。
感染症患者は原則最後に呼び出しを行う。ただし、病棟および検査室の状況によっては適宜判断しこの限りではない。(待合患者との接触を極力さけるため要相談)。
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検査上の注意 |
当日の検査依頼は循環器内科と心臓血管外科のみ。
当日他科の依頼は循環器内科に紹介
往診依頼は循環器内科、心臓血管外科のみ(他科の往診依頼は循環器内科の往診医に連絡)
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測定に及ぼす諸因子 |
・体型:肥満、るいそう、円背、側弯などによる描出不良
・手術による影響:臓器摘出、手術瘢痕による描出不良
・息止め不良による測定困難
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