(運動)負荷心エコー検査 略 称 負荷心エコー
担当検査室 心臓生理検査室(心エコー)( TEL:6135 ) 至急指定
時間外 なし
結果報告時間(普通) 60分~90分 結果報告時間(至急) 60分~90分
検査目的 運動負荷をかけた際の心臓機能異常の有無の診断に用いる。
臨床的意義 ①虚血性心疾患:心筋虚血診断、心筋viability診断
②非虚血性心疾患における心筋viability診断による予後評価
③弁膜症疾患の評価:心機能の低下した大動脈弁狭窄症の重症度診断、僧帽弁狭窄症の重症度評価、僧帽弁閉鎖不全症患者の心予備能評価
④心不全疾患の肺高血圧症の評価
⑤心疾患患者の運動耐用能の評価
異常値所見 (中止基準)目標心拍数の達成、胸痛の出現、増悪、重症不整脈の出現、血圧低下、心電図の虚血変化、息切れ、下肢疲労など
エコー上の増悪所見があった場合も中止する。(医師の判断)
保険情報 適応あり
オーター情報 入力可 運動負荷心エコー、小児運動負荷UCG
サンプルの種類 患者(心臓、下大静脈)
測定日情報 月曜日から金曜日(外来14:00-、入院16:00-、小児16:00-)
患者準備,採取・提出上の注意 ・可能なら脱衣し易い服装で来院して頂く。
・可能な範囲で下着は、薄手か前開きのものにして頂く。
(受入不可の基準)
・体動が激しく検査に協力頂けない場合。
・左胸部に傷がありプローブの圧着が困難な場合。
・胸部に外せない包帯や固定具などがある場合。
・暴言・暴力など要員に危険がおよぶ場合。
検査上の注意 検査依頼は循環器内科、心臓血管外科、小児科のみ
他科の依頼は循環器内科に紹介
測定に及ぼす諸因子 ・体型:肥満、円背などで描出不良
・疾患:肺疾患などで描出不良
・患者協力:体調不良、体位困難、難聴、息止め不良、意思疎通困難、認知症で描出不良
・手術による影響:手術瘢痕、痛み、心臓の位置変化で描出不良
・要員間の差:経験、知識
・機器不良