体表(精巣)超音波検査		略　称	精巣エコー
担当検査室	泌尿器検査室（ TEL:2292 ）	至急指定	可
時間外	なし
結果報告時間（普通）	15～30分	結果報告時間（至急）	10～20分
検査目的	精巣、精巣上体の形態や位置異常の有無に加え、炎症や水腫、腫瘤等の有無の診断に用いる。また、精巣の外傷や捻転では 血流循環障害の診断を、男性不妊症には精索静脈瘤の有無の診断に用いる。
臨床的意義	精巣エコーは超音波にて陰嚢内の精巣の大きさ･位置･内部エコーなどの観察を行うことができる。非侵襲的な検査。
異常値所見	鑑別疾患：精巣腫瘍、陰嚢水腫、精巣上体炎、精索静脈瘤、停留精巣、精巣捻転など。
保険情報	適用あり
オーター情報	泌尿器科のみ入力可
サンプルの種類	患者　陰嚢内（精巣・精巣上体）
測定日情報	・月曜日から金曜日8時30分から17時15分（病院営業日に準ずる） 但し検査受付は16時15分までとする。
患者準備，採取･提出上の注意	食事制限はなし 蓄尿の必要なし 【受入不可】検査が行えない場合や可能な範囲で検査行う場合があります。 ・体動が激しく検査に協力頂けない場合。 ・腹部に傷がありプローブの圧着が困難な場合。 ・腹部に外せない包帯や固定具などがある場合。 ・暴言・暴力など職員に危険がおよぶ場合。
検査上の注意	患者の羞恥心をなるべくといてリラックスした状態で検査用ベッドに仰臥位になり、患部が十分に出た状態で検査する。 超音波ゼリーを多めにつけ精巣全体が描出できるようにする。
測定に及ぼす諸因子	・食事：摂取可能 ・蓄尿：不要 ・体型：影響なし ・患者協力：難聴、意思疎通困難、認知症、小児でなど描出不良 ・手術による影響：臓器摘出、手術瘢痕などで描出不良