カルバマゼピン(テグレトール錠) 略 称 カルバマゼピン
担当検査室 薬物血中( TEL:2494,2495 ) 至急指定
時間外 なし
結果報告時間(普通) 1~2日 結果報告時間(至急) 120分
検査目的 薬物血中濃度の測定
臨床的意義 カルバマゼピンは抗てんかん薬としてだけでなく、三叉神経痛、躁うつ病、癌性疼痛などにも用いられる。
半 減期は、連続投与時は自己誘導により薬物代謝が促進され投与開始時に比べ短くなる。
そのため、定常状態に達するまでに14日程度を要する。
・抗てんかん薬
薬剤については医薬品情報検索(DICS)を参照
異常値所見 高値:CYP3A4で代謝される薬物との併用(ベラパミル、エリスロマイシン、ダナゾールなど)
低値:代謝酵素を誘導する薬剤(フェノバルビタール、リファンピシン、フェニトインなど)
保険情報 適用あり
オーター情報 入力可
採取容器名 ピンク栓プレーン管
サンプルの種類 血清または血漿
*その他の材料の測定値は参考値とする。

サンプリング量;150μL
測定日情報 ・毎日測定
検査上の注意 ・採血量;2mL
・解析ありオーダの場合はメモラベルを検体と一緒に必ず提出
・メモラベルには記入漏れのないようにお願いします。

検査法(最新) CLIA法(ARCHITECTi2000SR) 2012/09/01 ~ 現 在
臨床参考値(最新) 基準値と中毒域は薬物血中濃度HPを参照

  従来法との相関
     r=0.998
   y=1.00x-0.87
   (x:AxSYM)
検査法(前回) FPIA法(アキシム) 2002/12/05 ~ 2012/08/31
臨床参考値(前回) ・検査科で測定
基準値と中毒域は薬物血中濃度HPを参照
検査法(前々回) FPIA法(TDX)  ~ 2002/12/04
臨床参考値(前々回) 薬品試験室で測定